シャッター業者の業態によるサービス内容の違い

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シャッター業者の業態によるサービス内容の違い

シャッター修理の豆知識
更新日:2021/04/07

シャッターの交換や修理を頼もうとしてインターネットで「シャッター修理」などと検索エンジンで検索する方は多いと思います。そうすると広告含めて多くのシャッターに関するホームページが見つかると思います。ここではそうやって見つかるシャッター修理を請け負う業者の種類を解説します。それぞれに強みや弱みがあるので依頼する前に自分にとってどんな業者が一番いいのか確認しましょう。

シャッター修理業者はメーカー、独立系シャッター修理業者、マッチングサービスの三種類!

インターネット上でシャッター修理のホームページを運営している会社は大きく分けて「シャッターメーカー」「独立系シャッター修理業者」「マッチングサービス」の三種類に分けられます。詳細な説明は下記に個別で説明します。大枠としては「施工を保証するのは誰か?」「施工を行うのは誰か?」という枠組みがあって、その結果「修理料金」「施工品質」「アフターフォロー」の質が変わって来ます。

シャッターメーカーの特徴は?

シャッターメーカーは自社でシャッターを作っているいわゆる大手のシャッターメーカー。たとえば三和シャッター工業や文化シヤッター工業、東洋シャッター、LIXIL鈴木シャッターなんかがこちらに当たります。シャッターで困ったらとりあえずこちらに相談すれば間違いなく対応してくれます。ちなみに他社のシャッター修理も大手メーカーは喜んで行いますのでメーカーが不明な場合でもシャッターメーカーに連絡すれば大丈夫です。

メーカーの「施工品質」は?

メーカーだけあって一番良いです。ただ地域によっては自社社員ではなく、代理店(独立系シャッター修理業者)が行うことも多いので少々のバラツキは生じます。

メーカーの「アフターフォロー」は?

窓口であるシャッターメーカーが責任を持って行いますのでなにかしら不具合があっても安心です。大手のシャッターメーカーが5年、10年で潰れるということはないでしょう。

メーカーの「施工料金」は?

料金は他の2種類の業者よりも高めになります。高い料金に目をつぶるのでしたら間違いなく最良の選択肢だと思います。

独立系のシャッター修理業者の特徴は?

いわゆる地元のシャッター屋さんです。注意してみていると時々「〇〇シャッター」なんていう看板を見つけることがあるかもしれませんがそういうところです。もともと三和シャッターや文化シャッターなどの職人さんが独立して開業するケースが多いです。ですので法人化していなかったり一人で営業していたり規模は基本的に小さいです。

独立系シャッター修理業者の「施工品質」は?

玉石混交です。メーカーの下請けに入っている場合はメーカー品質といえなくもないですが、職人気質な人が多いので好みは分かれると思います。

独立系シャッター修理業者の「アフターフォロー」は?

基本的に請け負った会社が担うのでその会社次第ということです。ただ上記の通り規模が小さいことが多いので至急の対応や連絡が取りにくいこともあります。また保証をつけてもらっても保証期間ないに廃業ないし倒産のリスクも少なくないと認識シておきましょう。

独立系シャッター修理業者の「施工料金」は?

安い!この一言につきます。限られた対応エリア、広告費、コールセンター費用など無駄を削ぎ落とした分がダイレクトに価格に反映されます。ただ営業が下手な業者はその分が料金の上昇に影響を与えるので油断は禁物です。余裕があるなら相見積もりはしておきましょう。

マッチングサービスの特徴は?

いまいちイメージがつかないと思いますが簡単にいうと「シャッター修理業者を紹介してくれるサービス」です。調べれば出てきますが「スマートサービス」「シャッター110番」「生活110番」「リフォマ」「日本シャッター協同組合」なんかがそれに当たります。インターネットでの集客のプロが独立系シャッター修理業者のウェブ集客を代行している感じです。独立系のシャッター修理業者もメーカーやシャッターの種類によっては得手不得手があるのでそちらの選別もマッチングサービスがやってくれます。

マッチングサービスの「施工品質」は?

基本的に独立系のシャッター修理業者が行うのでそちらに依存します。ただマッチングサービスの場合、お客さんから評価の高いシャッター業者に優先的に仕事を紹介するので自分で独立系の業者を探すより安心出来る可能性が高いです。

マッチングサービスの「アフターフォロー」は?

マッチングサービスはシャッター修理業者を紹介するだけなのでマッチングサービス自体がなにかを保証するようなことはないと思っていいでしょう。メーカーも下請けを使うことがありますがメーカーとの違いはここの部分にあります。メーカーは自分で責任をもってフォローをしますがマッチングサービスは業者フォローをしてもらうので業者がアフターフォローをできない状態になったらなにもしてもらえません。

マッチングサービスの「施工料金」は?

独立系のシャッター修理業者より高く、メーカーより安いという傾向にあります。マッチングサービスは独立系のシャッター修理業者に顧客を紹介する代わりに紹介手数料を徴収するというモデルですので、その分がユーザーの負担となります。ただ独立系のシャッター修理業者も自社で集客する際、それ相応の集客コストがかかっていますのでその集客コストと紹介手数料の差分がユーザーの負担というのが正確な表現でしょうか。

まとめ

長々と書きましたが3種類のシャッター修理業者について簡単にまとまました。それぞれ強み、弱みがあるので一番ご自身にあった業者を選んでください。ただシャッターの施工価格についてはかなり流動的な部分があるので3つの業者それぞれに相見積りを取ることをおすすめします。独立系のシャッター修理業者は見つかりにくいこともあるので面倒ならマッチングサービスとメーカーだけでも参考になると思います。シャッター修理の一般的な費用相場は下記にまとめてあります。こちらも参考にしてください。

シャッター修理の平均費用・相場について

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鹿島 創一

シャッターの大手メーカーを経て現職へ。Web担当ではありますが現場仕事も大好き。趣味は猫カフェ巡り。

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