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シャッター設置が必要な状態と交換費用や時間についてご紹介!
- シャッター修理の豆知識
- 更新日:2025/09/01
一言にシャッターと言っても、窓用シャッターからガレージ用シャッター、さらには雨戸用シャッターまでありとあらゆる種類があります。
また、手動式だけでなく電動式シャッターなどもあり、ボタン1つで室内や車内から操作できるため非常に便利。
新築住宅やリフォーム、さらには古いシャッターの買い替えのタイミングで、手動式にするか電動式にするかで迷われる方も多いです。
ここでは、住宅や店舗、さらには車庫に至るまでシャッター設置が必要な状態とはどのようなタイミングなのか詳しくご紹介します。
また、シャッター設置に関してその交換費用や時間についてお届けします。
目次
シャッターはこのような状態で設置・交換が必要

シャッターの耐用年数は、手動式・電動式共におよそ10年と言われています。
耐用年数が比較的長いため、メンテナンスを怠りがちになりやすい製品でもあります。
特に店舗などの場合、業務に追われてシャッターのメンテナンスまで行き届かない場合もありますよね。
しかし、耐用年数が長いからと言って安心はできません。
経年劣化によって、スラット部分にひどいサビが発生しまったケースや、ガイドレールが歪んでしまったケースも存在します。
一般的には以下のような条件でシャッターの交換が必要です。
- 手動シャッターから電動シャッターへ買い替えたいとき
- 経年劣化により各部にひどいサビや異音が発生している場合
- 地震や台風などの外的要因により大きく破損している場合
基本的に耐用年数が長いシャッターの場合、小さな不具合であれば部品交換やメンテナンスでなんとかなりますが、寿命や劣化等によって大幅な損傷がある場合には、修復は難しいでしょう。
また、手動シャッターから電動シャッターに変更する際も、取り替え可能なのか現地調査で確認してもらうことが重要。
新規にシャッターを設置する判断ポイント
新しくシャッターを導入したい場合には、防犯・防風・遮光などの目的を明確にしておくのが重要です。
たとえば窓にシャッターを付けると、台風シーズンや強風が多い地域で飛来物がガラスに直撃するリスクを減らせます。雨戸代わりに利用して防犯性を強化したい場合にもシャッターは有効です。
また、新築時にシャッターを取り付けなかった方でも、生活環境の変化をきっかけに後付けするケースがあります。
小さな子どもが生まれて防犯対策を重視したり、夜間の街灯が気になって安眠できないといった理由でシャッターを検討する場合は少なくありません。こうした目的に応じて手動式か電動式かを選ぶことも大切でしょう。
一方、ガレージにシャッターを新規設置する場合は、単に車を守るだけでなく、防犯上も大きなメリットがあります。
自宅から離れた場所に車庫がある場合などは特に、丈夫なシャッターを選んでおくことで車上荒らしを抑止できます。電動化されていれば車内からボタンひとつで開閉ができるため、使い勝手にも優れるでしょう。
シャッターの設置や交換にかかる費用について

シャッターを設置または交換するための費用ですが、新規でシャッターを設置するのか、交換によって取り替えるのかでその費用相場は変動します。
たとえば、新規でシャッターを設置する場合には、シャッターの素材や種類、取り付ける場所によっても異なりますが、取り付け費用3〜7万円にシャッター本体の費用が加算された額になります。
一方で、既存のシャッターから新しい物へ交換する場合には、取り付け費用とは別に既存のシャッターの撤去費用もかかります。
既存のシャッターの撤去費用の相場は、2万円〜5万円ほどとなっています。
なお、既存のシャッターから新しいシャッターへの交換費用の目安は、「手動式シャッター」で、65,000〜180,000円。
「電動式シャッター」で、65,000〜350,000円となっています。
シャッター設置にかかる時間

シャッターの設置・交換工事は、作業規模や現場条件によって所要時間が変わります。台風や災害などで既存シャッターが大きく損傷している場合、撤去に手間取る可能性があるでしょう。
逆に新築や既存シャッターがない状態での新規取り付けは、比較的短い時間で作業が完了します。
一般的には半日から1日ほどで工事が終わるケースが多いですが、ガレージ全体のリフォームなど大掛かりな作業を伴う場合は数日かかることもあります。ここでは施工の基本的な流れを見ていきます。
撤去作業と新規設置の流れ
既存シャッターを交換する場合、まずはスラットやレール、モーターなどの部品を解体・撤去する作業から始まります。サビや汚れが酷い場合には、周囲に飛散しないようシートや保護材を敷き詰めるなど配慮が必要です。
続いて新しいシャッターの枠やレールを取り付け、スラットを通して動作確認を行います。
電動の場合は配線工事も同時に進めるため、コンセントの位置やモーター設置箇所の確認も重要です。
作業員の人数や現場の状況によっては、半日程度で完了するところもあれば、1日以上かかる場合もあります。
台風で建物の外壁がダメージを受けている、ガレージ自体をリフォームするなど追加作業があるときは、所要日数が増えるでしょう。いずれにしても事前に工期の目安を業者に確認しておくと、スケジュールを組みやすくなります。
施工日に準備しておくべきこと
施工当日は、シャッターを取り付ける開口部や周囲にある荷物を移動しておくと作業がスムーズに進みます。
特にガレージシャッターの場合は車を別の場所へ移動させ、作業スペースを確保しましょう。
また、業者が使用する資材の搬入口となるスペースに障害物がないよう整頓しておくと良いです。
電動シャッターを導入する際は、屋内のコンセント位置やブレーカーなどの確認も事前に済ませるとトラブルを避けやすくなります。どの程度騒音が発生するかなども踏まえ、近隣住民に挨拶しておく配慮が必要な場合もあるでしょう。
工事完了後はシャッターの動作確認を行い、納得のいく状態になっているかどうかをしっかりチェックしてから引き渡しを受けることが大切です。
シャッター交換の注意点について
シャッター交換につきましては、経年劣化や各部品の損傷具合で、どの程度修理が可能かを判断いたしますが、単純にキーキーと音がなる場合などは、潤滑油を注入することで不具合が解消することもあります。
ですので、シャッター交換の前に、どの部品にどの程度の劣化があるのかを十分確認することが重要です。
また、シャッター交換を実施する場合でも、複数社に見積もりをお願いすると良いでしょう。
同じシャッターメーカーであっても、依頼する業者によっては、交換費用やアフターサービス等に違いがあります。ここでは、注意点をさらに詳しく見ていきます。
定期メンテナンスの重要性
シャッターは耐久性が高い製品とはいえ、雨風にさらされる環境で使用されることが多いため、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
レール部分に砂やホコリが溜まると、開閉時に引っかかりが生じやすくなり、部品の摩耗が進む可能性があります。潤滑油を差すことや、定期的に汚れを拭き取るだけでも、シャッターの寿命は大きく変わるでしょう。
特に電動シャッターの場合は、モーター部分に負荷がかかった状態で使用を続けると故障につながりやすくなります。
異音を感じたり動きがスムーズでないときは早めに業者へ相談し、必要に応じて部品交換や調整を行うことが得策です。
定期メンテナンスをしっかり行うことで、大掛かりなリフォームや交換に至るリスクを抑えられます。
メンテナンス方法について詳細は下記にまとめてありますのでこちらも参考にしてください。
複数社に見積もりを取るメリット
シャッター交換を検討するときは、できれば複数の専門業者から見積もりを取り、費用やサービス内容を比較することがおすすめです。
同じメーカーの同じ型番のシャッターでも、業者によって工事費やアフターサポートの範囲が異なります。
導入後に長期的に付き合う製品だからこそ、価格だけでなく保証期間や保守体制も確認しておくと安心です。
また、業者によってはキャンペーンやセット割引を実施していることもあり、大きく費用を抑えられる場合があります。
見積もりの段階で「本当に交換が必要か」「部品交換で対処できないか」「電動への切り替えが可能か」など具体的なアドバイスも得られるため、最適な判断をしやすくなるでしょう。時間と手間がかかっても、数社に問い合わせて比較する価値は十分にあります。
まとめ
シャッターの設置や交換に関しては、単純に潤滑油の注入、スラット交換だけで済む場合もあれば、経年劣化が激しく、各部品の損傷も大きい場合には新しい物への交換が必要な場合もあります。
ですので、まずはご使用のシャッターがどのような状態にあるのかを確認してみてください。シャッターのガイドレールのお掃除や、潤滑油の注入など対策を講じても改善しない場合には、ぜひシャッター修理業者へご相談ください。
弊社は、シャッター修理の専門業者として全国に営業所を保有しており、9時〜18時までにご連絡を頂けますと、即日対応も可能でございます。
また、シャッターの出張診断やお見積もりに関しましても無料にて対応しておりますので、お気軽にお申し付けください。
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