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雨戸にシャッターを取り付けることのメリットとデメリットを解説!
- シャッター修理の豆知識
- 更新日:2019/06/30
窓をリフォームしようとする際に、窓や雨戸にシャッターを取り付けるべきか迷われている方は非常に多いです。
そもそも雨戸は、窓ガラスを風や雨から守る意味で日本古来の住宅より設置されてきたものですが、古民家などでは木製の雨戸が多いです。
弊社に寄せられるお客様の声としても、築30年以上の日本家屋をリフォームする際に、古い雨戸を撤去して、シャッター雨戸にするべきか迷っているというお客様もいらっしゃいます。
ここでは、シャッター修理の専門業者である弊社が、果たして雨戸にシャッターは必要なのか?という視点から、雨戸にシャッターを取りけることのメリットやデメリットについてお届けします。
最近は雨戸を設けない住宅も多いですが、雨戸にシャッターを取り付けることで、何か変化は見られるのでしょうか。
目次
雨戸にシャッターを取り付けることのメリットとは?
ここでは、雨戸にシャッターを取り付けるとどのようなメリットがあるのか、1つずつご紹介します。
強風や大雨から保護する
当然のことですが、雨戸にシャッターを取り付けることで、強風や大雨から窓ガラスを保護してくれます。
特に、台風などの気象条件を受けやすい地域の住宅は、雨戸にシャッターを設置することの恩恵は大きいでしょう。
雨戸にシャッターを取り付けていないことで、窓ガラスが割れてしまうと、破片で怪我をしたり、風や雨が室内へ吹き込んで危険な目にあってしまいます。
そのような事態を防ぐために、雨戸にシャッターを取り付けておくことは、非常に重要です。
防音や騒音効果が高まる
従来の雨戸にシャッターを取り付けることで、防音効果が高まり、騒音対策にもなります。
深夜に近隣の住宅の騒音などが気になり眠れないという場合には、雨戸代わりにシャッターを取り付けてみるのも良いでしょう。
また、線路の近くにお住まいの方でも、同様に騒音対策となりますので、有効です。
遮熱効果や通気性の向上
従来の雨戸を撤去して、シャッターを取り付けると、カーテンよりも遮光効果が高いです。
たとえば、日中であっても夜勤明けに睡眠をとりたい方や、降り注ぐ光を調整したいときはすごく便利。
雨戸代わりにシャッターを取り付けると聞くと、室内に全く光が差し込まないのではと感じるかもしれませんが、実は最近の雨戸用シャッターは、ブラインドタイプとなっていて、完全にシャッターを閉めた状態でも、自由に光の量を調整することができるのです。
ですので、シャッターを閉めきったからといって、圧迫感などはなく、好きな光量で過ごすことが可能。
夏場でも高い通気性を確保できます。
防犯性の向上
お子様が止むを得ず自宅で留守番をするときなど、不安に感じることもあるかと思いますが、雨戸用にシャッターを取り付けておけば、すぐにこじ開けることができません。
多くの空き巣被害などでは、侵入に5分以上かかると諦めると言われており、そのための対策としてシャッターは最適です。
窓ガラスを防犯ガラスにするという方法もあるかと思いますが、やはりガラスだと心配という方も少なからずいらっしゃいます。
そのような場合に、シャッターであれば防犯性能も向上しますし、ブラインドのように光量も調整できますから、室内に圧迫感が生まれることもありません。室内も閉鎖的にならずに済みます。
防犯上の問題が心配という方は、ぜひ雨戸用のシャッターを検討してみてください。
雨戸にシャッターを取り付けることのデメリットとは?
次に、雨戸にシャッターを取り付けることのデメリットについてお届けします。シャッターを雨戸代わりにすることでどのようなデメリットが存在するのでしょうか。
防犯性が裏目に出てしまうことも
確かに、雨戸にシャッターを取り付けることで防犯性が向上するのですが、台風でもないのに、長期間シャッターを閉めきったままにしてしまうと、不在であることが空き巣に伝わってしまいます。
それにより、かえって狙われる危険性があります。雨戸をシャッター式にしても、防犯に気を抜かないようにしましょう。
リフォームする際にエクステリアに干渉するおそれも
後付けで雨戸をシャッタータイプにする場合、サンルームやウッドデッキ、テラスなどに干渉してしまい、シャッターの導入部に合わせて、部材をカットしなければならないことも。
部材カットの相場は、2千円〜1万円ほどですが、サンルームやガラスの多いエクステリア周辺は、加工費がかさむ傾向も見られます。
リフォーム費用が割高になる傾向がありますので、お見積もりでお確かめください。
手動式シャッターの場合は手間が増える場合も
雨戸用にシャッターを導入すると、気象条件にも左右されず、防犯性能も向上するため、魅力的ですが手動タイプの場合には室内から窓ガラスを開けて、シャッターを下ろすという作業が発生します。
ほんのわずかな手間かもしれませんが、将来足腰が悪くなったときに、手間になる上、お子様がいらっしゃる場合には1人で開け閉めをさせるのは危険です。
そのような場合には、電動式シャッターがおすすめ。
電動式シャッターであれば、ボタン1つで室内から窓を開けない状態でシャッターを操作できます。
万一の停電時も、手動に切り替えができるので重宝するでしょう。
とはいえ、電動式シャッターを導入する場合には、手動式シャッターが9万円〜14万円なのに対して、電動式にすると18万円〜30万円の費用がかかります。
費用を第一に考えるか、長期的な利便性を考えるかは難しいところです。
まとめ
雨戸にシャッターを導入すると、防犯性能の向上や、遮光効果、プライバシーの確保、防音効果、雨風からガラスを守れるなどさまざまなメリットが存在しました。
しかし、その一方で電動式などにすると費用が割高になります。まずは、各シャッター修理業者に手動式・電動式でどの程度費用に差が生まれるのか、見積もりを依頼してみてください。
業者やシャッターのメーカーによっては、割とリーズナブルな価格でシャッターを導入することが可能です。
弊社は、シャッター修理の専門業者として全国に営業所を保有し、雨戸用シャッターの取り扱いもございます。
シャッターメンテナンスの出張診断や、お見積もりは無料にて承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。