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シャッターのメリット・デメリットを種類別に詳しく解説!

シャッター
更新日:2025/06/05

  • シャッターをつけた方がいいかな?
  • シャッターをつけるのはどのようなメリットとデメリットがあるだろう?

これからシャッターをつけるか迷ってる方向けに今回は次のテーマで解説をしていきます。

  • シャッターをつけるメリット
  • シャッターをつけるデメリット

シャッターをつける一般的なメリットを7つとデメリットを5つ紹介した上で、状況別でのメリットとデメリットについても解説していきます。

シャッターをつけるかどうか迷ってる方の参考になればと思いますが、良い面と悪い面しっかり見てつけるかどうか判断しましょう。

目次

シャッターをつけるメリット7つ

まずはシャッターをつけることによる一般的なメリットとデメリットの紹介をしていきます。

シャッターをつけるのは大きく次の7つのメリットがあります。

  1. 防犯対策になる
  2. 夜に外の灯りを入れずに済む
  3. 窓を守れる
  4. 窓ガラスが汚れづらい
  5. 防火対策にもなる
  6. 住宅の外観に合わせて色やデザインが選べる
  7. 夏場の遮熱効果や通気性の向上に繋がる

それぞれどういうことか詳しく見ていきましょう。

メリット1.防犯対策になる

まず一つ目のメリットは防犯対策になるという点です。

シャッターをつけることによって次のような効果があり、防犯対策にとても有効と言えます。

  • 家の中が見えるのを防ぐ
  • 泥棒や空き巣の被害を防ぐ

このように防犯対策としてシャッターをつけているご家庭は多くあります。

メリット2.外の灯りを入れずに済む

2つ目のメリットは夜に外の灯りを入れずに済むという点です。

夜であれば、シャッターをつけないと就寝時など電気を消してカーテンを閉めても、街の街頭や車のヘッドライトなどの光が気になってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

昼間に関しても、日当たりが強すぎると感じる日にシャッターで日差しを調節することで快適に過ごすことができます。

特に女性で日焼けをしたくない方、室内にいても日光によって日焼けをしてしまうので、日焼けを予防するためにシャッターはおすすめです。

メリット3.窓を守れる

続いて3つ目のメリットは窓を守れるという点があります。

台風や強風時、瓦などなにかものが飛んでこないか?と怯えながら一夜を過ごしたなんていうことないでしょうか?

シャッターを締めれば絶対ということはありませんが、直接窓に当たるのを防ぐことができるので、被害を最小限に食い止められるというメリットがあります。

メリット4.窓ガラスが汚れづらい

台風や強風時に窓が割れるのと同時に悩みとしてあるのが窓ガラスが汚れてしまうという点かと思います。

これは雨が降った時でもいえることですが、シャッターをつけることによって窓ガラスが汚れづらくなるという効果があります。

ただ逆にいうと窓ガラスが汚れるのを防ぐ分、シャッターは汚れてしまうというのがあるため、しっかりと手入れをすることが重要と言えます。

なお、シャッターのお手入れ方法については下記の記事にて詳しく解説をしています。

シャッターの寿命が延びるメンテナンス方法を解説!

メリット5.防火対策にもなる

メリットの5つ目は防火対策にもなるという点です。

火移りにより火事が複数の家を燃やしてしまうというのを、ニュースなどで見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

シャッターの種類にもよりますが、防火性能のあるシャッターの場合、近隣で家事が起こってしまったときにシャッターがあることで火移りを防止する効果があります。

メリット6.住宅の外観に合わせて色やデザインが選べる

昔はシャッターのバリエーションは限られていました。

ただ最近ではシャッターのバリエーションが豊富になってきて、住宅の外観に合わせて色やデザインが選べるというのが6つ目のメリットです。

  • 白色
  • 黒色
  • グレー
  • シルバー
  • ブラウン

などといった一般的な色からテレビに出るような斬新な色まで、外観に馴染みやすい色の中から選ぶことができます。

メリット7.夏場の遮熱効果や通気性の向上に繋がる

2つ目のメリットに少し重複しますが、シャッターは夏場に大きな効力を発揮します。

夏場は特に日差しによって室温が上がって熱中症になってしまう…なんてこともあるかと思います。

窓を開けておきたいけど防犯面が気になってしまうということもあるかと思いますが、ブラインド型のシャッターもあるため通気性の向上にもつなげることができます。

シャッターをつけるデメリット5つ

ここまでシャッターをつけるメリットを7つ紹介してきましたが、当然ながらシャッターをつけるデメリットも存在します。

シャッターをつけるデメリットは大きく次の5つがありますが、デメリットを回避する方法や考え方も合わせて解説していくので是非参考にして頂ければと思います。

  1. 使わなくなる可能性がある
  2. 費用がかかってしまう
  3. 開閉時に音がする
  4. シャッターを設置できないケースもある
  5. 外巻きのものは傷みやすく見た目も悪い

それぞれ見ていきましょう。

デメリット1.使わなくなる可能性がある

まず一つ目のデメリットは手動シャッターで起こり得ることとして使わなくなる可能性です。

手動シャッターの場合、下記のような精神的・肉体的な負荷がかかってしまいます。

  • 窓を開けてからシャッターを開閉するので面倒くさい
  • シャッターによっては重くて大変

面倒くささや大変さによって、シャッターを使わなくなってしまう可能性があるのはデメリットと言えるかと思います。

ただ、このデメリットに関しては電動シャッターをつけることによって、室内からリモコンやスイッチを操作することでシャッターの開閉ができるようになります。

費用は電動式の方が高くなってしまいますが、長期的な目線でどっちが良いか考えると良いでしょう。

デメリット2.費用がかかってしまう

デメリットの1つ目で書いている通り、電動シャッターをつける場合はより言えることですが、費用がかかってしまうという点です。

シャッターの費用については下記の記事にて詳しく解説してますが、本当に高いでしょうか?

電動シャッター修理について詳しく解説!ケース別の修理料金も紹介

費用が高いかどうかを考える際はメリットをしっかり見て、そのメリットにいくら払えるのか?を考えると良いです。

シャッターをつけるのは、快適な生活を過ごすための必要経費として考えるようにしましょう。

デメリット3.開閉時に音がする

シャッターの種類によって、開閉時に音がするというのがデメリットの3つ目です。

これも電動シャッターより手動シャッターの方が音が出やすいという傾向にあるため、音を極力出さないようにしたいのであれば電動シャッターをおすすめします。

また、シャッターを取り付ける際にどれくらい音がするものなのかをしっかり確認すると良いでしょう。

デメリット4.シャッターを設置できないケースもある

4つ目のデメリットは残念なことにシャッターを設置できないケースもあるという点です。

窓や雨戸にシャッターを後付けしたいという方も多くいるかと思いますが、

  • スペースが十分取れない
  • 窓が外開きのタイプである
  • 窓に対応するサイズのシャッターがない

という場合はシャッターを設置することができません。

実際にシャッターが設置できるかどうかはシャッター業者へ確認するのが確実なので、シャッターをつけられるか気になるという方はシャッター業者へ連絡をするようにしましょう。

デメリット5.外巻きのものは傷みやすく見た目も悪い

デメリットの最後はシャッターの種類に依存したものですが、外巻きのシャッターは傷みやすく見た目も悪いという点です。

この「外巻き」というのは文化シャッターの良い方となりますが、シャッターは取り付け方の方式として2通りあります。

  • 外巻き:シャッターケースを外側に取り付ける
  • 内巻き:シャッターケースを室内に取り付ける

外巻きの方が取り付けや点検の観点でいうと扱いやすいです。

一方で雨風にさらされて傷みやすいという点があり、内巻きのシャッターを選んでつけた方がいいでしょう。

シャッターを後付けする際の注意点

既存の窓やガレージに後付けでシャッターを取り付ける場合、施工できるかどうかだけでなく、費用や施工期間、周囲への影響などにも注意を払う必要があります。しっかりと事前調査を行い、業者の見積もりを比較検討することが失敗を防ぐコツです。ここでは後付けの際に押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。

既存シャッターの撤去費用に要注意

すでにシャッターが付いている窓やガレージを交換する場合、古いシャッターの撤去費用が2万〜5万円ほどかかるのが一般的です。単純に新しいシャッターの取り付け工事費だけを見積もってしまうと、後から余分な出費が発生する可能性があります。撤去の手間がかかるほど費用は上がるため、劣化や損傷が激しい場合は追加予算を考慮しておくと安心です。

素材や機能を見極めることが大切

後付けシャッターを選ぶ際には、シャッターの素材(スチール・アルミ・ステンレスなど)や遮熱機能、防火性能、静音性能などの機能面をよく確認しましょう。設置場所によって求める性能は異なります。

たとえば台風対策を重視するなら頑丈なスチール製、防火性やメンテナンス性を重視するならアルミ製を検討するなど、目的に合わせて素材選びを行うのが望ましいです。シャッターの素材に関しては、以下に詳しく紹介していますので、こちらも参考にしてください。

シャッターの材質による違いを徹底比較

シャッターの設置費用

シャッターを設置する際の費用相場は、新規で取り付けるか、既存のシャッターを交換するかによって変わります。取り付け場所の高さや窓のサイズ、素材やシャッターの種類なども価格を左右するポイントです。費用を抑えたい場合は、見積もりを複数の業者から取り、比較検討するのがおすすめです。

手動シャッターの設置費用

手動シャッターはモーターや電気配線が不要な分、電動タイプより導入費用が安く抑えられる傾向にあります。

たとえば新規でシャッターを設置する場合には、本体費用に3万〜7万円程度の取り付け工事費が加わり、既存のシャッター交換時は撤去費用(2万〜5万円前後)も発生します。手動式の交換費用相場は65,000〜180,000円ほどが目安です。なるべく費用を抑えたい場合や、操作にあまり手間を感じない方に向いています。

電動シャッターの設置費用

電動シャッターはモーターを搭載し、リモコンやスイッチで操作できるため、利便性や防犯性の高さが魅力です。その分、導入時の費用は手動式より高くなるケースが多いでしょう。

新規の取り付けや交換時には、シャッターの本体価格に加えて工事費・撤去費が加算され、相場は65,000〜350,000円ほどとなります。毎日頻繁に開閉する窓やガレージなど、快適性を重視したい場所に適した選択肢です。

シャッターをつける箇所別にメリットとデメリットを紹介

ここまで一般的なシャッターをつけるメリットとデメリットを紹介してきました。

基本的にはここまで紹介してきたメリットやデメリットを参考にした上でシャッターをつけるかどうか判断して頂ければと思いますが、シャッターをどこにつけるかによって細かく変わる部分もあります。

なので、ここではシャッターをつける箇所別にメリットとデメリットを紹介していきます。

雨戸にシャッターを取り付けるメリットとデメリット

まず雨戸にシャッターを取り付けるメリットとデメリットについては、下記の記事にて解説をしています。

https://shutters.space/blogs/雨戸にシャッターを取り付けることのメリットと

雨戸にシャッターを取り付けたいという方は是非参考にしていただければと思います。

ガレージ・車庫にシャッターをつけるメリット

続いて、ガレージ・車庫にシャッターをつけるメリットについては下記の記事にて解説をしています。

https://shutters.space/blogs/車庫などに、シャッターをつけるメリットとは?

ここまで解説したのは、基本的に家の窓や雨戸にシャッターをつけるメリットデメリットを中心に解説をしてきました。

車庫でも当てはまる部分もあれば、少し違う部分もあるため、車庫にシャッターをつけるか迷っているという方は是非上記の記事を参考にしてみてください。

賃貸物件でシャッターを後付けするメリット

賃貸物件に住んでて「防犯が気になる」「日差しが強すぎる」などの理由でシャッターを後付けしたいという方もいるかと思います。

そもそも賃貸物件でシャッターを後付けできるのか?と気になる方もいると思うので、メリットとデメリットを含め賃貸物件でシャッターを後付けすることについて次の記事で解説をしています。

賃貸にシャッターを後付けする際のポイントをご一挙大紹介!

管理会社やオーナーさんに許可を取る必要はありますが、賃貸物件でもシャッターを後付けすることは可能なので、賃貸にお住いの方は是非チェックしてみてください。

シャッターの種類別にメリットやデメリットを紹介

最後にシャッターの種類別にメリットとデメリットを紹介していきます。

ここまでの部分でも少し触れてきましたが、シャッターは大きく「手動シャッター」と「電動シャッター」があります。

それぞれのメリットとデメリットを解説した記事があるので、紹介していきます。

手動シャッターをつけるメリットとデメリット

手動シャッターのメリットとデメリットについては次の記事にて解説をしています。

手動シャッターとは?特徴やメリット・デメリットなど

上記記事にあるように手動シャッターはとにかく費用が安いというのがメリットとして大きいので、なるべく費用を抑えたいという方に向いています。

電動シャッターをつけるメリットとデメリット

続いて、電動シャッターについては下記の記事にて、メリットやデメリットを始め費用についても解説をしています。

電動シャッターの価格について相場や仕様による違いをプロが解説

費用面で見ると手動シャッターより高いのがデメリットではありますが、静かさや手間の少なさ・防犯の面などでメリットが大きいです。

もともと手動シャッターだったところから電動シャッターに切り替える人がいるほどなので、予算に余裕があるという方は電動シャッターをつけることをおすすめします。

まとめ

今回はシャッターをつけるメリットとデメリットについて解説をしてきました。

おさらいするとメリットとデメリットは下記の通りになっています。

メリット

  1. 防犯対策になる
  2. 外の灯りを入れずに済む
  3. 窓を守れる
  4. 窓ガラスが汚れづらい
  5. 防火対策にもなる
  6. 住宅の外観に合わせて色やデザインが選べる
  7. 夏場の遮熱効果や通気性の向上に繋がる

デメリット

  1. 使わなくなる可能性がある
  2. 費用がかかってしまう
  3. 開閉時に音がする
  4. シャッターを設置できないケースもある
  5. 外巻きのものは傷みやすく見た目も悪い

シャッターをこれからつけるという方は、費用面とメリット・デメリットをしっかり照らし合わせて本当につけるべきか考えると良いでしょう。

その際、短期的な目線で見るのではなく5年、10年先を見て本当に今シャッターをつけるべきか考えると良いかと思います。

もしシャッターを今つけるか決めかねるという場合は、無料で見積もりができるシャッターの専門業者へ連絡をしてみてどのようになるのかイメージを働かせるのも効果的です。

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この記事の監修者

経歴

シャッター修理の経験は17年以上。大手シャッターメーカーで5年間の製造・施工を経験後、シャッター修理会社に転職。現在は関西地区のチームリーダーとしてシャッター修理工事の指揮を執る傍ら、WEB担当として技術情報の発信も行う。

実績

  • 独立後1000件以上の施工件数
  • 個人宅の窓シャッターから空港倉庫の大型シャッターまで幅広く経験

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