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シャッターの音がうるさい!異音・騒音の原因と対策を解説
- シャッター修理の豆知識
- 更新日:2025/08/29

- シャッターの騒音で近所に迷惑をかけてないか不安
- うるさいシャッター音をどうにかできないかな
- シャッターから異音が出てるけど原因はなんだろう
ガレージ(車庫)や倉庫・雨戸などシャッターを使っていると音の問題で色々と悩みを抱える方も多いかと思います。
特にシャッターを閉める際の大きな音、キーキー音や台風など風によるガタガタとした音など、ご近所トラブルにつながることもあるので注意が必要です。あまりにも大きい音や異音が出る場合は、内部で故障が発生している場合もあるのでなるべく早く改善しましょう。
どんな時に異音が発生するのか、どういう原因があってどのような対策を取るべきなのかについて紹介します。
シャッターの異音に関するトラブルに悩んでいる場合は、日本シャッターメンテナンスにお任せください。私たち日本シャッターメンテナンスは累計1万件以上の施工実績を誇り、長年の経験に裏打ちされた確かな技術のもと、サービスを提供しております。
各メーカーのさまざまな案件に対応してきたため、提案力にも自信があります。ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。
目次
シャッターからする騒音の原因一覧

住宅街の場合、ガレージや倉庫などのシャッターの開閉音・風による騒音は時間帯によってはかなり大きく響き渡ります。
車で深夜に帰宅して、早朝に出ないといけない場合、大きなシャッターの開閉音がご近所の皆さんの安眠を妨げるのは間違いありません。
場合によってはシャッターの騒音によってご近所トラブルに発生する危険性もあるので注意が必要です。
まずはどのような原因がシャッターの騒音に繋がるのか見ていきましょう。
1.故障している
シャッターが手動、電動に限らず妙に音が大きかったり、異音がする場合は故障の可能性があります。シャッターが故障しやすい箇所は次の3つです。
- ガイドレール
- シャッタースラット
- 巻取りシャフト
この3つの部分が故障することでうるさい音が出る可能性があります。
シャッターが故障した場合、基本的に業者対応となります。シャッター工事の一般的な費用相場を下記にまとめましたのでこちらも参考にしてください。
2.変形してる
シャッターにぶつかったりすることで発生する変形によって異音が出ることもあります。
巻き取り部や機械部分から異音がしている場合には、業者を呼んでの修理が必要です。
放置しているとそのうちシャッターが動かなくなったり、崩落する等の危険性もあるので早めに対策することをおすすめします。
3.老朽化している
シャッターの老朽化も異音が出る原因になってきます。
変形もその一つではありますが、あとは戸袋とシャッターの間に隙間ができることによって異音が発生することもあります。
シャッターの音がうるさい場合に放置するとどうなる?

シャッターの音がうるさいまま放置すると、さまざまなリスクを招きます。
たとえば、故障が原因でシャッターの音がうるさくなっていた場合、シャッターが動かなくなる可能性が高いです。結果、シャッターを修理しなければならず、修理に必要な費用も高額化しかねません。
また、シャッターの音がうるさいと近隣の住民からクレームが入り、ご近所トラブルに発展する恐れもあるため、できるだけ早急に修理を行いましょう。
シャッターの修理を依頼する業者を探している場合は、ぜひ日本シャッターメンテナンスにお任せください。日本シャッターメンテナンスであれば、連絡から最短30分で現場に到着し、シャッターの修理に着手可能です。
【原因別】シャッターがうるさいときの騒音対策

続いて具体的にシャッターの騒音がどのような感じなのかを見ていきます。
異音の出方によって対策の取り方も変わってくるので、どの状況に当てはまるのかをしっかり見極めて対策をとることが重要です。
シャッターからキーキー音がする
ガイドレールというシャッターが上下するたびに触れる重要な部分がありますが、このガイドレールに擦れることでキーキー音がすることがあります。
何かがぶつかったりしてレールが歪むと、正常な時に比べて擦れるようになるのです。また、シャッター全体が歪むと左右のガイドレールのどちらかにシャッター自体が偏ることになり、ガイドレールに擦れやすくなります。
また、錆が出ることでも凸凹が生じ擦れるようになります。
シャッターからギシギシときしむような音がする
シャッターからギシギシときしむような音がする場合は、シャッター本体であるシャッタースラットが上下するたびに音を立てていることが考えられます。
正常な状態ではシャッタースラットはスムーズに巻き取られるのですが、歪みなどの変形によって巻き取り時に不自然にシャッタースラット同士がぶつかります。
スラットが歪むのはスラットをつないでいるカールという部品が曲がっているのが原因になっている可能性もあります。カールが歪んだら交換が必要です。
シャッターからギギギというような歯車の音がする
シャッターから「ギギギ」という妙な機械音がする場合は、最も深刻な故障が起きている可能性があります。
開閉器、巻取りシャフトどちらかもしくは両方に異常が起きている場合があるので、この場合はすぐシャッター修理業者を呼んだ方がいいでしょう。
シャッターがガタガタと大きな音がする
シャッターを動かすたびにガタガタと大きな音がする場合は、シャッターを釣っている元の部分が故障している、もしくは巻取りシャフトの異常の可能性があります。
どちらにしてもシャッターの大本となる部分の故障の可能性が高いので速やかに修理業者を呼びましょう。
風の日にシャッターの音がうるさい原因と対策

強風時にシャッターが揺れてしまうのは、スラットやガイドレールが風をまともに受け、共振のように振動するためです。戸袋や建物との接合部に隙間が生じると、そこに風が流れ込みバタつきが起こりやすくなります。錆びや歪みが少ない新品時は音が出にくいですが、経年変化でゆるみや曲がりが生じてくるといっそう騒音が目立つでしょう。
風の日にシャッターがうるさい原因
台風シーズンにはガレージや倉庫のシャッターに強風が断続的に当たり、スラットが大きく揺れます。支点部のネジが緩んでいると、音が増幅されやすいです。
立地的に風当たりが強い地域なら、シャッターボックスまわりを強化する工事や、防音フェンスの設置など大掛かりな対策が必要になるかもしれません。簡易的に布や緩衝材を挟むだけでは対応しきれない場合は、早めに専門家と対策を練ることが望ましいです。
風の日にシャッターの音がうるさい時の対策
まずはシャッター周辺の固定箇所を点検し、ネジや金具が緩んでいないかチェックしましょう。戸袋部分にゴム板や防音シートを貼り、風を受けにくくするのも一つの方法です。レール内に砂や枯れ葉が詰まっていると、それだけでも音が大きくなる場合があります。
日常的に清掃を行い、月に一度はレールとスラットにシリコンスプレーを噴射すると動作がスムーズになるでしょう。風の影響が著しい場合は、形状や材質が異なる風圧対策用シャッターへ交換することも検討に値します。
シャッターを電動化すると騒音は改善する

ここからはシャッターの騒音を対策する方法を見ていきます。
一番確実なのは電動式シャッターを取り付けることです。物理的にシャッターが動いている以上、完全に無音になるわけではありませんが、静音性能が高いのは間違いありません。
少なくともシャッターのトレードマークとも言える「ガラガラ、ガシャン!」の音は出なくなります。またリモコンでの操作が可能なので、重いシャッターを開閉する肉体的負担もなくなります。特に静音性という面でしたらオーバードア(オーバースライダー)タイプのシャッターは一線を画します。
シャッターの電動化については下記を参考にしてみてください。
シャッターの音がうるさい時の修理費用と相場

騒音を解消するために業者へ修理や交換を依頼する際、気になるのが費用の目安です。ガイドレール交換やスラット部分の補修など部分的な修理であれば、数万円程度で済むケースが多いですが、巻取りシャフトの交換が必要になると7万円前後、電動化やシャッター全体の交換となれば20万円以上かかる可能性があります。
| 項目 | 費用相場 |
|---|---|
| 中柱の交換 | 25,000円~ |
| シャッターレールの交換 | 20,000円~ |
| スラットの交換(全交換) | 200,000円~ |
| スプリングシャフトの交換 | 70,000円~ |
| へこみの修理 | 10,000円~ |
| 水切りの交換 | 40,000円~ |
| 鍵交換 | 5,000円~ |
| シャッターロックの修理 | 5,000円~ |
| 電動化 | 180,000~250,000円 |
| 全体交換 | 150,000円〜 |
部位ごとの修理費用の目安
| 修理内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 中柱の交換 | 約30,000円 |
| スラット交換 | 5,000円~/枚 |
| モーター交換 | 120,000円 |
部品の交換や修理以外に、撤去費用や交換費用もかかると思っておいた方がよいでしょう。
シャッター修理の詳しい費用相場については、以下をご覧ください。
電動化・全体交換の場合のコスト比較
老朽化が著しいシャッターを根本的に解決したいときは、いっそ電動化や全交換を検討するのも選択肢の一つです。既存の手動シャッターを電動にするには、モーターやセンサーなどを追加する工事が必要で、目安として18万〜25万円程度が想定されます。
しかし、巻取り部の構造上、後付け電動化が困難な場合もあるため、まるごと新しい電動シャッターへ交換するケースもあるでしょう。全交換であれば20万円以上、サイズやブランドによっては30万円を超える可能性もありますが、長い目で見れば操作性や静音性の面で大きな利点を得られます。
自分でできる音がうるさいシャッターの応急処置とDIYメンテナンス

シャッターの音がうるさい原因によっては、自力で応急処置も可能です。自分で対応できれば、業者に依頼するよりもコストを抑えられます。
なお、シャッターの音がうるさい原因別の自力でできる応急処置は以下のとおりです。
- 巻き取り用のシャフトや内部のモーターが摩耗している:シリコンスプレーで滑りを改善する
- ガイドレールに小石や汚れが詰まっている:ガイドレールを清掃して小石や汚れを除去する
ただし、次のケースは手を出さず、必要に応じて専門家に依頼しましょう。
- シャッターが開閉できない
- シャッターに歪みが発生している
もし修理を依頼する業者をお探しの場合は、シャッターの修理や交換の実績が豊富な日本シャッターメンテナンスにご相談ください。
周りのシャッター音に対する防御策

この記事を読んでいる方の中には自分の家や倉庫ではなく、近所のシャッター音がうるさくて気になるという方もいるかと思います。
そこでシャッター自体ではなく、近所のシャッター音を対策する方法についても4つ紹介していきます。
対策方法1|窓の防音・遮断をする
まずは窓の防音対策をする方法として二重窓にすることです。
二重窓にすることで騒音対策だけでなく、防犯や断熱といった効果も期待できるので効果的な手段と言えます。
対策方法2|窓シャッターを活用する
続いては窓シャッターを取り付けるという方法です。
こちらも窓に対して施す施策で二重窓と同様に防犯や断熱の効果も期待できます。
※同様に窓シャッターによる騒音でご近所にご迷惑のないようにお気をつけください。
対策方法3|フェンスで防音・遮断する
3つ目の方法としては、フェンスで防音するという方法です。
一般的には防犯や目隠しとして利用されていますが、遮音用のフェンスもあるのでそちらを利用することによってシャッターのうるさい音を遮ることができます。
対策方法4|アパートでシャッターの騒音が気になる
アパートでシャッターの騒音が気になるという場合、上記のような対策をとるのが難しいかと思います。
騒音元のシャッターの持ち主に直接文句を言いにいくのは人によっては危険だったりもするので、その場合は大家さんに相談するのが最適な手段といえます。
大家さんに具体的な騒音の状況や影響などをしっかり伝えて対応してもらうようにしましょう。
シャッターの音がうるさい場合に修理を頼む業者の選び方

昨今はさまざまなシャッターの修理業者が登場しているため、どの業者に依頼すれば良いかわからなくなる方もいるでしょう。もし業者選びに迷ってしまった場合は、以下のポイントに注目して業者を探してください。
- 信頼性と実績
- 対応エリアとサービス内容
- 口コミや評判の確認
- アフターサービスと保証
信頼性や実績など、上記の情報は業者の公式サイトに掲載されている場合がほとんどです。
ただし、口コミや評判については、意図的に良い口コミや評判だけをピックアップしている可能性があります。そのため、口コミや評判は業者の公式サイトのみならず、SNSをはじめとするほかの媒体も利用して調べましょう。
シャッターの音がうるさくてお困りの方によくある質問

シャッターの音がうるさくてお困りの方によくある質問は、以下の通りです。
- シャッターの異音を自分で直しても大丈夫?
- 電動シャッターの寿命はどのくらい?
- オイルアップはどの頻度で行えばいい?
シャッターの異音を自分で直しても大丈夫?
結論から述べると、シャッターが異音を発している原因次第です。たとえば、スラットとガイドレールが擦れているのが原因であれば、ガイドレールの清掃や潤滑剤の塗布などで異音の問題を解決できる可能性があります。
ただし、シャッターの歪みや目視できない場所が原因で異音が発生している場合は、専門の修理業者に依頼した方が良いでしょう。
電動シャッターの寿命はどのくらい?
電動シャッターの寿命は種類によって異なりますが、10〜15年程度が目安です。電動シャッターは使用回数が増えると部品が劣化し、寿命が短くなります。ただし、まったく動かさなくても腐食によって少しずつ部品は劣化します。
電動シャッターの寿命を延ばしたい場合は、定期的なメンテナンスや清掃の実施が効果的です。
オイルアップはどの頻度で行えばいい?
オイルアップとは、シャッターの動きをスムーズにするために潤滑油を塗布するメンテナンス作業のことです。シャッターのオイルアップの頻度はシャッターの使用頻度や環境によって異なりますが、最低でも1年に一度行いましょう。
なお、オイルアップの際は潤滑油の効果を高めるためにも、あらかじめ汚れやホコリを除去しておくのをおすすめします。
シャッターがうるさい原因を突き止め異音・騒音を防ぎましょう

今回は、シャッターの異音による騒音の原因や対策について解説をしてきました。
おさらいすると、主なシャッターから異音が発生する原因は以下の通りです。
- シャッターが故障している
- 変形している
- 老朽化している(錆びている、戸袋とシャッターの間に隙間ができている)
シャッターの異音は、日々のメンテナンスをしっかり行うことである程度予防できます。しかし、シャッターは野外に設置してあるため、どうしても限界があります。
明らかな異常を感じた場合には、シャッター修理業者に連絡しましょう。お金がかかるのが嫌だと思って放置していると、深刻な故障に繋がって高くついてしまうこともあります。
なお、修理業者に連絡する際は、出張見積りが無料かどうかを必ず確認してください。見積りは無料でも、出張費は発生するという業者もいます。
優良な業者にシャッターの修理を依頼したい場合は、日本シャッターメンテナンスがおすすめです。日本シャッターメンテナンスは出張費、見積費ともに無料のため、ぜひ気軽にお問い合わせください。
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