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シャッターが動かない原因と対処法|電動・手動・ガレージ別に専門業者が解説
- 更新日:2025/12/26
シャッターが動かないときは、さまざまな原因が考えられます。原因を特定して適切に対処しないと、状態の悪化を招くリスクがあります。怪我につながる可能性もあるため、あらかじめ対処法を把握しておくと安心です。
ここではシャッターが動かないときの原因や応急処置のやり方、修理依頼の費用を紹介します。
シャッターが動かず、自力での修復が難しそうならプロに依頼するのが無難です。日本シャッターメンテナンスは、年間1,000件・累計10,000件以上の豊富な実績があります。作業は業界に精通したプロが丁寧かつ迅速に対応するため、安心して任せられます。
シャッターが動かずお困りの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
目次
まずは落ち着いて確認!シャッターが動かないときのチェックリスト

シャッターが動かないときは、以下のチェックリストを参考にして状態確認を行います。
- ブレーカーが落ちていないか
- 配線の断線や損傷
- リモコンの電池切れ
- リモコンの故障や本体受信機の不具合
- 停電
まずはシャッターのブレーカーが「切」に設定されていないか、配線の断線や損傷がないかをチェックします。配線の断線や損傷は感電のリスクがあるため絶対に触らず、すぐに専門家に相談してください。
リモコンに不具合が発生していると、シャッターは動きません。リモコンの電気切れや汚れの付着による不具合、本体の故障がないかを慎重に確認します。自宅や周辺の建物をチェックして、停電が起きてないかの確認も必要です。
原因が特定できない中で、無理にシャッターを動かしたり素人が修理したりするのは危険です。シャッターのプロである日本シャッターメンテナンスは最短30分で駆け付けるため、トラブルを今すぐ解決したいときに最適です。
シャッターが動かないときの主な原因

シャッターが動かない原因はリモコンやモーター、配線などさまざまです。手動や窓など、シャッターの種類によっても多少異なります。シャッターの種類別に、動かないときの原因をまとめました。
- 電動シャッターの場合
- 手動シャッターの場合
- 窓シャッターの場合
電動シャッターの場合
電動シャッターが動かないときには、大きく3つの原因が考えられます。
- リモコンや送受信機の不具合
- モーターや駆動部の故障
- 配線や制御基板のトラブル
リモコンや送受信機の不具合
電動シャッターが動かない原因で多くあるのが、リモコンや送受信の不具合です。電動シャッターはリモコンで操作するため、トラブルが起こると動きません。
リモコンの電池切れやボタンの接触不良、受信機自体の故障または設定のズレなどが考えられます。リモコンがまったく反応しない、ランプが点かないときは電池交換を試してみるのがおすすめです。
電池を交換してもリモコンのランプが点かない、受信機との通信がうまくいかない場合は受信機の故障が疑われます。
モーターや駆動部の故障
電動シャッターのモーターが故障すると、開閉が完全にストップします。内部部品の摩耗や劣化、過負荷による破損などが主な原因です。
モーターの耐用年数は、一般的に10〜15年程度です。設置してから10年以上経つ場合は、交換を視野に入れる必要があります。
モーターの歯車やチェーン、ベルトの切断や緩みが起きてもシャッターは動きません。駆動部の不具合は外からは判断しにくいため、カバーを外して目視点検する必要があります。内部は高電圧が流れているため、プロに任せるのが安全かつ確実です。
配線や制御基板のトラブル
配線の断線や制御基板の故障が起きると、シャッターは動きません。配線の劣化や動物による食害などが、主な原因です。配線や制御基板の異常を素人が目視で確認するのは困難で、発見が難しいです。
制御基板の故障は落雷による瞬間的な高電圧や水濡れ、過度な振動が原因である場合もあります。配管や制御基板の修理作業を電気工事の知識がない素人が行うのは危険で、専門業者に任せるのが安全です。
手動シャッターの場合
手動シャッターが動かないときはガイドレールやスラット、バレなどに何らかの不具合が生じています。
- ガイドレールの錆びや歪み
- スラットの変形やズレ
- バネの劣化や破損
- 鍵の挿し忘れや汚れの詰まり
ガイドレールの錆びや歪みがあると、シャッターは動きません。確認できる異物や錆びは、ブラシで丁寧に除去します。状態を目視で確認して、歪んでいる場合は専門業者による修理が必要です。
シャッター板(スラット)は面積が広いため、外部からの刺激を受けやすいです。障害物の衝突や無理に上げ下げは変形やズレにつながるため、日常的に丁寧に扱う必要があります。
鍵の挿し忘れやゴミが詰まっていて挿入が不十分だと、シャッターのロックを解除できません。鍵穴はゴミが溜まりやすいため、適宜取り除くのがおすすめです。
窓シャッターの場合
窓シャッターが動かないときはガイドレールやスラット、シャフトのどれかに問題が生じている可能性があります。
- ガイドレールの歪み・汚れ・錆び
- スラットの歪みや錆び
- シャフトの劣化
ガイドレールに歪みや汚れ・錆びがあると、窓シャッターは動きません。窓シャッターは屋外設置のため、汚れが溜まりやすいです。汚れが蓄積するとカビや劣化につながるため、定期的に清掃を行うのが大切です。
使用頻度が高い窓シャッターは経年劣化や部品の摩耗などで、動かない場合があります。潤滑油の注入や部品の交換が必要になるため、専門の業者への相談が必要です。
シャッターが動かないときに応急処置として試したい方法

セルフチェックの結果、軽微な要因が疑われる場合はいくつかの応急処置で自力の復旧を試みます。リモコンの操作不良やレール・スラットの汚れ程度であれば、適切なメンテナンスや簡単な部品交換で復旧する可能性があります。
- リモコンの再設定や電池交換の確認
- 電源まわりとブレーカーの点検
- レール・スラットの軽い清掃と注油
- センサー(障害物検知装置)の点検
- 非常時(停電など)の対応
応急処置で解決しない、不具合が再発する場合専門業者の力を借りましょう。安易に作業を続行するとモーターや制御基板など、高額な部品がダメージを受けて修理代が高額になります。
リモコンの再設定や電池交換の確認
リモコンが原因とわかった場合は、まず以下のポイントをチェックしてみましょう。
| 確認すべき部分 | 対処法 |
| 電池の極性 | 電池の向きが正しいか確認する |
| リモコンの設定 | 正しくペアリングされているか確認する
※リセットされている場合は取扱説明書を参照してリモコンを再登録する |
リモコンまたは受信機が故障している場合、部品交換や修理が必要です。コピー品は純正品より安価で入手しやすいですが、保証対象外です。すぐに故障する可能性もあるため、純正品への交換がおすすめです。
電源まわりとブレーカーの点検
電動シャッターが動かないときは、電源またはブレーカーに問題が生じています。以下の箇所をチェックして、適切な応急処置を行うのが大切です。
| 確認すべき部分 | 対処法 |
| ブレーカーの電源 | ブレーカーの電源がONに入っているか確認する |
| 制御盤のコンセント | コンセントの挿し忘れがないか、電源ランプが点灯しているか確認する |
| 非常ボタン | 非常ボタンが押されていないか確認する ※ボタンが押されている場合は問題が無いのを確認した後解除する |
ブレーカーの電源が、OFFに設定されていないか確認します。OFFの場合はONへの切り替え、ONの場合は1度電源を落として再起動させるのが効果的です。
電源ランプが点灯しているかを目視で確認して、制御盤のコンセントが正しく挿入されているかチェックします。コンセントが抜けていると、制御盤は動きません。
非常停止ボタンが押されていると、シャッターは自動停止します。周囲の状況に問題なければ、設定を解除しましょう。
レール・スラットの軽い清掃と注油
電動シャッターのレールやスラットに汚れやサビが付着していると、モーターに負荷がかかって動きにくさを感じます。引っかかりが大きくなり、モーターが故障を防ぐために自動停止する場合もあります。。
| 確認すべき部分 | 対処法 |
| レールの汚れ | ブラシや掃除機でほこりやごみを除去する |
| スラットの変形・塗装の剥がれ | 専門業者による修理 |
| シャッターの滑り具合 | 専用の潤滑剤を塗布する |
清掃や注油だけで動きが改善するなら、深刻な故障に至る前の早期発見・早期対処に成功した状況です。以上の対処を実践しても改善しない場合は、モーターや配線など他の要因を考慮する必要があります。
センサー(障害物検知装置)の点検
シャッターが動かないときは、センサー(障害物検知装置)を確認します。障害物をどけてもシャッターが動かない、エラー音や警告ランプが解除できない場合はセンサーの不具合が原因です。
まずは、センサーに汚れ・ゴミが詰まっていないかチェックします。ホコリや虫など、汚れ・ゴミが詰まると正しく検知できず誤作動を起こします。綺麗な布で付着している汚れを除去すれば、状態が回復する可能性が高いです。
シャッターのセンサーは、経年劣化で不具合を起こすケースもあります。他の部品も近いうち故障する可能性があるため、設置から10年程度経っている場合は交換を視野に入れるのが必要です。
非常時(停電など)の対応
停電や災害などの非常時は、シャッターが動きません。万が一の事態にもすぐに対処できるように、手動への切り替え方法を把握しておくのが大切です。
まず、電動シャッターの内側にある非常開放レバーを引きます。手動に切り替えたら、慎重に開けるだけです。手動への切り替え自体はシンプルで、誰でも簡単に行えます。
電動シャッターの手動への切り替えは、製品により異なります。取扱説明書を見て、正しい方法を確認しておくのが必要です。
ただし、電動シャッターの手動への切り替えは緊急時以外推奨されていません。緊急時以外で電動シャッターを手動に切り替えたい場合は、メーカーの相談室までご連絡ください。
シャッターが動かない場合に業者へ依頼すべきタイミングと修理の流れ

セルフチェックや簡単な応急処置で解決できない場合は、専門業者へご相談ください。とくに電気系統が関わるトラブルは感電や火災のリスクを伴うため、素人判断での分解は危険です。
ここからは専門業者に相談すべき症状や、修理依頼の流れ・費用感を解説します。
専門業者に任せるべき症状
動かないシャッターに以下のような症状が見られる場合は、すぐ専門業者に点検・修理を依頼します。
- モーターが唸るが動かないまたは無音
- 制御盤や配線に焦げた跡がある(ショートの疑い)
- 応急処置では改善せず開閉時に異常が出る
モーターが動いているのにシャッターが動かない場合は、ギアやベルトの破損が疑われます。モーター音がしないときは電気が通っていない、完全に故障している可能性が高いです。
シャッターから焦げ臭さを感じたら、制御盤や配線がショートしています。すぐに電源を落として、専門の業者に相談してください。
応急処置を施しても復旧しないときは、機械内部に問題が発生しています。設置からかなりの年数が経過しているシャッターは内部が劣化している可能性もあるので、早めに相談するのが大切です。
修理依頼の流れと費用の目安
動かないシャッターの修理を業者に依頼するときの大まかな流れは、以下の通りです。
- ご相談・お問合せ
- 現地調査(無料)
- ご契約
- 工事
- 完了・お引渡し
- お支払い
まずは業者に連絡をして、現在の状況を伝えましょう。担当者が現地を訪問して、直接状況を確認した後見積もりを提示します。症状が軽度なら数万円、重度なら100,000円以上または交換を求められる場合があります。
見積もりを確認してとくに問題が無ければ、契約の締結です。作業終了後は動作確認を行って、正常に動いていれば終了です。
日本シャッターメンテナンスでは電話やLINE、メールなど複数の問い合わせ方法を用意しています。お急ぎの方は、電話でのご相談がおすすめです。最短30分で駆けつけるスピード対応で、問い合わせから見積もりまでがスムーズです。
シャッターが動かなくてお困りなら日本シャッターメンテンナンスへ!

シャッターが動かない場合は、専門業者に点検・修理を依頼するのがおすすめです。無理に動かそうとすると他の部品が変形・破損して、故障の原因につながる恐れがあります。
日本シャッターメンテナンスの修理は、1年間の施工保証付きです。メーカー純正品を使用する場合は、メーカー保証も付きます。長期的なアフターサポートが受けられるため、施工後にトラブルが起きてもすぐに相談できて安心です。
修理にかかる費用は5,500円〜で、業界最安レベルです。サービスを良心的な価格で提供しており、費用負担が気になって業者に依頼するのに抵抗がある方も気軽に利用できます。
日本シャッターメンテナンスでは、国内すべてのメーカーに対応可能です。シャッターが動かないでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
弊社で担当した動かないシャッターの修理事例

ここでは、日本シャッターメンテナンスで対応した「動かないシャッター」の修理事例を紹介します。
事例①破損したスプリングシャフトの交換
| メーカー | 三和シャッター |
| シャッタータイプ | 窓シャッター(手動・内巻仕様) |
| サイズ | 2293×1643×33mm |
| 症状 | 動かない |
| 原因 | スプリングシャフトの破損 |
| 修理内容 | スプリングシャフトの交換 |
| 修理費用 | 80,000円 |
固くなったシャッターを無理に下げると、リング状の金属部品が落ちて動かなくなったとのご相談です。三和シャッター製で、手動・内巻き仕様でした。状態を確認すると、スプリングシャフトが完全に折れているのを確認しました。
交換が必要な理由と作業の流れを確認して、修理作業に入りました。修理では、動作不良の原因であるシャフトを新しい部品に交換し終了です。直後から開閉が軽く、安定した状態に復旧しました。
シャフトは、シャッターの部品の中でも負荷がかかりやすい部品です。今後の使い方の注意点をお伝えし、安心して使い続けられるように仕上げております。
事例②電動開閉器一式の交換
| メーカー | 東洋シャッター |
| シャッタータイプ | 電動シャッター |
| 症状 | 突然動かなくなった |
| 原因 | モーター系統の損傷で、電源系に負荷がかかった |
| 修理内容 | 電動開閉器一式の交換 |
| 修理費用 | 245,000円 |
農業用倉庫の電動シャッターが電源右側付近でショートが発生し、突然動かなくなったとのご相談です。状態の確認を行ったところ、開閉器内部のモーター系統が損傷し、電源系の負荷で不具合が生じていると判断しました。
安全面を考慮して、電動開閉器一式の交換をご提案いたしました。交換が必要な理由と施工の流れを説明して、早速作業開始です。交換後は電動系統の異常は解消されて、動作確認のテストでも安定した開閉が確認できました。
毎日の作業に悪影響を与えないように、確実な復旧作業を行い安心して使い続けられるように仕上げました。
シャッターが動かなくなる前にやっておきたい点検・メンテナンス

定期的なメンテナンスをすれば、シャッターが突然動かなくなるトラブルを未然に防げます。とくに使用頻度が高いまたは屋外に設置しているシャッターは、劣化しやすいです。
シャッターの耐用年数である10〜15年程度使い続けるために、定期的なメンテナンスは欠かせません。シャッターのお手入れは簡単で、誰でもすぐに取り掛かれます。
- ガイドレールやスラットのゴミをブラシで除去する
- シャッターカーテンに水をかけて汚れを洗い流す
- ネジの緩みを確認して適宜プラスドライバーで締め直す
メンテナンスをする時間がない方や1度プロに診断してほしい方には、業者による点検がおすすめです。汚れの除去や潤滑剤の注入など、メンテナンスを行ってもらえます。
シャッターが動かない原因を解消して快適な生活を取り戻そう

シャッターの故障は、安全性や防犯性が損なわれる重要な問題です。症状の度合いによっては、本体の交換が求められる場合もあります。シャッターが動かなくなったときは状態が悪化する前に応急処置または修理を依頼するなど、早急な対処が肝心です。
シャッターが動かない原因は電動ならリモコンやモーター・制御盤、手動と窓ならガイドレールやスラットなどさまざまです。緊急性を判断するためにも、まずは目視で原因を特定するのが大切です。
原因を特定し置応急処置を施しても状態が回復しない場合は、シャッター専門の業者に依頼するのがおすすめです。日本シャッターメンテナンスは土日祝日も対応しており、迅速なサービスの提供を実現します。
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