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シートシャッターとは?特徴や費用、活用例など
- シートシャッター
- 更新日:2019/03/25
一口に「シャッター」といっても種類があり、種類ごとにそれぞれ異なる特徴を持っています。それぞれの特徴を把握することで、新設・交換したいシャッターの種類がわかります。この記事では、そのひとつである「シートシャッター」について解説します。
シートシャッターとは?
「シートシャッター」とは、文字通りシートで構成されたシャッターのことをいいます。一般的なシャッターというとスチール製ですが、シートシャッターはポリエステルやビニールなどで構成されています。
シートシャッターのメリット
シートシャッターのメリットは「開閉がスムーズに行われる」ことです。通常のスチール製のシャッターの場合、自動であれ手動であれ開閉には相応の時間を必要とします。
開閉の頻度が少ない場合だとそれでも問題ありませんが、資材や製品の搬入搬出、人員の移動が頻繁に行われる場合だと面倒です。シートシャッターは一般的なシャッターと比較して開閉がスピーディに行われるため、開閉の頻度が多い工場などで重宝されます。
開閉のスピーディさは、それ以外にも「空調効率を高める」ことにも寄与します。工場内の気温が高い場合は冷房を多用しますが、シャッターが開いている時間が長いとせっかくの冷気が外に漏れてしまうので空調効率が悪くなり、作業性と電気代の面で問題になります。
開閉にかかる時間が少なくて済むシートシャッターであれば、空調効率が良くなり省エネにも寄与します。
開閉の頻度が特に多い場合には「高速シートシャッター」がオススメです。開閉時の時間が短縮されるので作業性が向上し、内外の空気などの移動も最小限に抑えられるため製品の品質維持にもつながります。
また、素材がポリエステルなどで構成されているので「透明・不透明を選びやすい」点もメリットです。設置個所の用途に応じて内部が見えやすいか見えにくいかを選択できます。
シートが破れたら交換を
シートシャッターも故障しますから、不具合や誤作動を起こすのであれば修理・交換が必要になります。
その上、シートシャッターはビニールなどの比較的耐久性の低い素材でできていますから、「破れ」などの破損が生じるリスクもあります。ガムテープ等で簡易的な補修を行う場合もありますが、それは問題です。
まず、ガムテープでの補修は見栄えが悪いです。保護色であれば別ですが、シートとガムテープの色が異なる場合、かなり目立ちます。外から見える位置だと「修理するお金もないのか…」など噂される可能性もあります。
次に「応急修理箇所から破損が広がる可能性がある」点です。ガムテープでの補修は根本的な修理にはならないため、そこから破れが広がってしまう可能性があります。結果、最終的な修理工賃が高くついてしまう可能性が高くなるのです。
小さな破れであっても、早めに業者に修理を依頼することをオススメします。

鹿島 創一

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