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シャッター交換の見積もりが高い!金額の妥当性をチェックしよう
- シャッター修理の豆知識
- 更新日:2020/07/03
- シャッターの交換の見積もりを依頼したら高い金額を請求された…
ガレージや窓、工場などさまざまな場面で活躍するシャッター。
便利で何気なく使っているものの、シャッターも消耗品のためずっと使っていると交換が必要なタイミングが訪れてしまいます。
そして、いざシャッターの交換をしようと思って見積もりを依頼したらびっくりするくらい高額を請求されるということも。
シャッターの交換は安いものではないものの、本当に妥当な金額を請求されているかどうかはしっかりと確認する必要があります。
そこで今回は下記のテーマで解説をしていきます。
- シャッター交換について知っておきたい注意点
- 交換にかかる費用の相場と金額の決まり方
- シャッターの交換を安く済ませるための4つのコツ
なるべく安くシャッターの交換をしたいという方は是非参考にして頂ければと思いますが、まずは下記を頭に入れた上で読み進めて頂ければと思います。
- 「本当にシャッターを交換する必要があるのか?」
- 「妥当な金額を請求されているのかどうか?」
- 「安くできる手段はないのか?」
それでは見ていきましょう。
目次
シャッターの交換について知っておきたい注意点
それではまず初めにシャッターの交換について知っておきたい注意点について5つ紹介をしていきます。
- シャッターの交換は新設よりも高額
- シャッターの寿命は10年以上
- メーカー直だと高くなってしまう
- 見積もりは総支払金額が全て
- 複数社を比べて初めて相場が分かる
それぞれについて見ていきましょう。
シャッターの交換は新設よりも高額
一点目のシャッター交換は新設よりも高額というのは単純な話で処分費がかかってしまうというのが理由です。
新しく設置するのであれば設置場所の確認をして設置すれば済む話ですが、交換をする場合に関しては設置場所を確認し既についているシャッターを取り外した上で設置する必要があります。
なので、数年前にシャッターを設置したという記憶がある方であれば当時よりも交換費用の方が高くなると頭に入れておいていただければと思います。
シャッターの寿命は10年以上
シャッターを交換するにあたって見るべき点の一つとしてシャッターの寿命があります。
シャッターの寿命は種類にもよりますが、下記が目安となっています。
- 窓シャッター:7000回の開閉
- 軽量シャッター:5000回の開閉
- 重量シャッター:10000回の開閉
期間にすると大体10年~15年くらいです。
なので、シャッターが壊れてしまったということにより交換しようと検討している方で、使い始めてから10年に全然届いていない場合は修理だけで済む可能性があります。
もし10年使っていないのに一つのシャッター業者に交換した方が良いと言われたのであれば、他のシャッター業者にも確認してみると良いでしょう。
シャッターを交換することによって多くの金を取ろうとする業者もあるためです。
メーカー直はやっぱり高い
3点目に注意すべき点としてはメーカー直の場合だと高くなってしまうということです。
シャッターの交換をシャッターメーカーへお願いしようとしてないでしょうか?
基本的にメーカーはブランド力があったり地方にも対応しているということで交換も修理費用も高くなりがちです。
メーカーへお願いするのではなくどこにお願いするのか?と悩んでしまう方もいるかと思います。
シャッターの交換はメーカーでなくても、代理店や地元密着型のシャッター業者にお願いすることも可能です。
代理店経由の方が安い場合さえあるので、交換費用がどれくらいになるのかしっかりと確認することが大事と言えます。
見積りは総支払金額が全て
シャッターを交換する際は様々な費用がかかってきます。
わかりやすいもので言うと、シャッター本体や作業による人件費ですが、他にも下記のようなものの費用がかかります。
- 出張費
- 足場代
- 交通費
- 広告費
見積もり費用だけ見ると全ての金額が含まれていないという場合があります。
特に出張費や交通費などは後から請求されるという悪徳業者のようなものもあるので注意が必要です。
シャッターの交換費用を見る際はトータルで見て総支払額がいくらなのかをしっかりと確認するようにしましょう。
複数社を比べて初めて相場が分かる
シャッターの交換費用の相場については次に紹介をしていきますが、交換費用は様々な用途によって変わってきます。
その要素の一つとして、業者によって費用が大きく変わるという点があります。
なので、一つの業者に見積もりを依頼しただけだと正確な料金というのが把握できません。
少なくとも3社以上の複数業者に見積もりを依頼して、比較検討することによって初めて相場が分かります。
シャッターの交換費用の見積もりが高いと思っている方で一社にしか見積もりを依頼してないのであれば複数業者に依頼することを検討するようにしましょう。
シャッターの交換の費用相場
続いてシャッターの交換の費用の相場について見ていきましょう。
車1台分のスチールシャッターを取り付ける場合の金額の目安をまとめました。
間口が大きくなったり、材質をアルミにしたり、足場が必要だったりするとどんどん価格が上がっていくので注意が必要です。
シャッター全体の交換
まずシャッター全体を交換する場合の費用の相場ですが、撤去費用として20,000~60,000円がかかります。
その上で、取り付け費用として30,000~70,000円、そして設置するシャッターの種類によって次のような金額の違いが出てきます。
電動シャッター |
65,000〜350,000円 |
---|---|
手動シャッター |
65,000〜180,000円 |
オーバースライダー |
500,000~700,000円 |
グリルシャッター |
100,000~270,000円 |
高速シートシャッター |
500,000~700,000円 |
グリルシャッターに関しては、一人で設置することはできず作業工賃が2倍になるだけでなく、壊れやすく部品の交換ができないというデメリットがあります。
現実的なものでいうと電動シャッター・手動シャッター・オーバースライダーが一般的となっています。
シャッターの部品交換
シャッターを全部交換するのではなく、部品の交換だけで済ますことができれば安く交換することができます。
部品についてもどの部品かによって交換の費用は異なってきますが、次に挙げる通りとなっています。
スラットの交換
前提として、スラットは1枚の大きな鉄板からサイズを合わせて切り出すので1枚交換しようが全部交換しようが基本的に費用は変わりません。
費用は50,000円~100,000円程度かかると思っておけばよいでしょう。
モーター交換
電動シャッターを使っていて、モーターを交換する場合は200,000円くらいかかってしまいます。
便利で使う人が多い電動シャッターですが、モーターを交換するのと手動シャッターを取り付けるのは同じくらいの費用になりますね。
長期的な利便性やコストを考慮の上で選んでいただくのが良いです。
スプリングシャフトの交換
手動シャッターの動力部であるスプリングシャフトの交換については、65,000~70,000円が相場となっています。
スプリングシャフトは定期的にスプリングとスラットの位置を調整することで快適に使うことができますが、スプリングが緩んでシャッターの開閉が非常に重くなるということがあります。
スプリングとスラットの位置調整でどうにもならなくなった時は交換を検討しましょう。
中柱の交換
自動車一台分のシャッターの場合、中柱はついてないことがほとんどなので交換費用はかかりません。
仮に中柱がついていて交換するとなった場合の交換費用の相場は30,000円~となっています。
水受けの交換
水受けの交換については5,000円~程度で可能です。
シャッターの左右のバランスがおかしくなった場合は交換を検討すると良いでしょう。
カギの交換
カギの交換については、ご自身でやる場合はホームセンターで購入すると3,000円~20,000円程度、業者にお願いした場合は20,000円~が相場となっています。
注意点として、鍵をなくしてしまった際は相鍵を作るのではなく鍵受けも交換するようにしましょう。
仮に外部の人間になくした鍵を拾われてしまった場合、空き巣の被害などに遭ってしまう危険性がありますので。
シャッターケースの交換
シャッターケースは巻き上げ式のシャッターの上側もしくは左右に付いているシャッターを巻き取って収納するための部分です。
別名、シャッターボックスとも呼びます。
シャッターケースを交換する場合は一つ当たり30,000円~60,000円が相場となっています。
基本的に現場を見るまで金額はわからない
相場としては上記の通りですが、基本的に交換するシャッターを見ないと正確な料金というのがわかりません。
素人目で見て部品交換で済むと思っても実はシャッター全体の交換が必要だったり、逆にシャッター全体を交換する必要があると思っていたら部品交換で済むという場合もあるからです。
シャッターを交換する費用を正しく知りたいということであれば、見積もりを依頼して現地調査をしてもらうのが不可欠と言えます。
シャッター交換の金額の決まり方
上記で見たシャッターの交換費用の相場、細かく見ると交換の金額には決まり方があります。
どのような要素で決まるかというと次のような要素です。
- 部材品・材料費
- 既存シャッターの撤去費用
- 作業工賃・技術料・調整費・取り付け費用
- 足場台・高所作業車費用
- 出張料
それぞれ見ていきましょう。
部材費・材料費
まず部材品・材料費ですが、メーカーや材質・開口によって費用が変わってきます。
メーカー
メーカーに関しては、代表的な3社に順位をつけると下記の通りとなっています。
- 三和シャッター≧文化シャッター>東洋シャッター
東洋シャッターが一番安くて、三和シャッターと文化シャッターは同じくらいの価格です。
材質
続いて材質についても価格の違いを見ると下記の通りです。
- ステンレス>アルミ>スチール
一般的に使われているのは一番安いスチールで、少し前まではさびやすいというデメリットがありましたが、最近はさびに強くなっているタイプも出てきています。
間口
当然ながら開口は大きくなればなるほど料金は高くなってきます。
単純にサイズが倍になったから料金が倍になるというわけではないのですが、一定の大きさを超えると一気に価格が跳ね上がるという特徴があります。
設置場所が決まっていると開口は調整できないところなので、こればかりはどうしようもないところですね…。
既存シャッターの撤去費用
既存シャッターの撤去費用も基本的にかかわってきます。
シャッターの施工公差は±5mmと繊細なので、基本的に使いまわしできず処分するしかありません。
モーターやスプリングに関しても保証できないため、中古で使うことはほとんどないです。
部品を捨てる際は粗大ごみと同じように処分代がかかりますし、撤去するにも労力が発生するため撤去費用がかかってしまいます。
作業工賃・技術料・調整費・取り付け費用
作業工賃については、作業人数が肝となります。
一人と二人では2倍費用が変わってくるので、一人で作業できないような大きなものや複雑なものはお金がかかってしまいます。
特に上記で少し触れたようにグリルシャッターは確実に2人以上で作業を行う必要があるため費用が高くなります。
足場台・高所作業車費用
ご自宅のガレージのシャッターであればそれほど関係ないことが多いですが、シャッターの交換にあたり高所での作業となる場合、足場台や高所作業車が必要となります。
2階より上の窓シャッターを交換する場合や工場などのシャッターで必要となることがあります。
その場合は、他の費用に加えてお金がかかってしまうことになります。
出張料
最後にかかる費用として出張料があります。
ただ、基本的に良心的なサービスをおこなっている業者は無料のところがほとんどです。
ちょっとしたからくりとして、他の料金に上乗せされているだけとも言いますが…。
出張料や見積もりの費用が表立ってかからないところを選ぶ方が良いです。
基本的に見積書に出る費用としては上記の通りとなりますが、見積書に出ないような経費があり、支払う金額の中に加算されているものがあります。
見積書には出ない経費
出張料・交通費
当然ながら近い方が安くできますが、1時間かけて作業しに行くという場合だと出張料や交通費がかかってしまいます。
「出張料無料」と謳っている業者も多いですが、実情は上記でも触れた通りで他の費用に加算されていることがあります。
広告費
2つ目の要素として、広告費があります。
あなたが知っているシャッター会社を一番最初に知ったのはどこでしょうか?
- テレビCM
- YouTubeのCM
- 検索結果の最上部や最下部に出てくる広告
- さまざまな記事の中に出てくる広告
- 折り込みチラシ
広告の手段はさまざまですが、全てお金をかけて広告しています。
その広告にかけた費用を回収するためにも見積書の内容には含めず少し加算している業者もあります。
直接案件か紹介案件か
広告費に関連するところとして、直接案件なのか紹介案件なのかによっても変わってきます。
わかりやすいところでいうと、大手のメーカーへシャッターの交換をお願いしたら、地元のシャッター業者が作業しに来たというケースですね。
この構図がどうなっているかというと、あなたが大手メーカーへお金を払い、マージンを取った上で大手メーカーから提携の業者へ委託するという形です。
地元のシャッター業者へお願いしたらもっと安く済んだものの、大手にお願いしたばかりに高くなってしまうという典型的なケースとなります。
その他固定費
その他、上記で挙げた以外の固定費もたくさんあります。
- 会社の家賃
- 雇っている従業員の給料(作業員だけでなく事務員なども含む)
- 設備管理費
ほかにも数えきれないくらいの固定費があるので、会社として存続するためにもお客さんから回収することで成り立たせています。
規模が大きい会社(メーカー)は赤字地域を黒字地域でカバーしなければならない
プラスで規模が大きい会社、特にメーカーに関しては全国展開していることによるデメリットがあります。
全国展開している=すべての地域が黒字というわけではありません。
地域によっては当然赤字の地域もあり、その赤字の地域の売上をカバーしているのが黒字の地域です。
そのため、しっかり赤字の地域の売上をカバーするためにも全体的に費用を高く設定している大きい会社があります。
なので、一概に全国展開しているから良いとは言えません。
シャッター交換が必要なケースと不要なケース
ここまでシャッター交換にかかる費用の全体像を見てきました。
ただ、果たして本当にシャッターの交換は必要なのでしょうか?
たとえばわかりやすいものでいうと下記のような場合はシャッターの交換が必須となります。
- 手動シャッターから電動シャッターへ交換をしたい
- 10年以上使い続けてきて経年劣化してしまっている
- 地震や台風、事故などによりシャッターが大きく破損してしまっている
その一方で、シャッターの使用年数がまだ10年以内、破損している箇所が一部分のみという場合については部品交換や部分的に修理や調整だけで済むことがあります。
特に勘違いしがちなのは鍵をなくしたり、鍵を壊してしまったからシャッター全体を交換しなければならないというもの。
たまにいらっしゃるのですが、鍵をなくしたり壊してしまった場合に関しては、鍵の部分のみを交換すればそれで済みます。
もし仮に無理にシャッター全体の交換を強く勧めてくる業者がいるのであれば注意した方が良いですね。
シャッター交換を安く済ませるコツ
最後にシャッターの交換を高くしない、安く済ませるためのコツを紹介していきます。
- 部分交換で済ませる
- 複数社から相見積もりをとる
- 地元のシャッター業者を選ぶ
- 弊社に依頼する!
といった4つの手段があるので、それぞれについて詳しく見ていきます。
部分交換で済ませる
まず一つ目は部品の交換で済ませてしまうということです。
途中でも見てきた通り、シャッター全体を交換すると数十万円から百万円以上かかってしまうのが一般的となっています。
それが部品の交換であれば数万円から十数万円で済むというケースもあります。
ご自身でシャッター全体の交換が必要と思っていたり、シャッター業者にシャッター全体の交換が必要と言われたとしても、本当に部品の交換だけじゃダメなのか?と疑ってみることが大事です。
部品交換で済むかどうかは状況によって異なってくるので、信頼のできるプロに聞いてみることが肝心と言えます。
複数社から相見積もりをとる
2つ目の方法としては、複数社から相見積もりをとるという点です。
一つの業者にだけ見積もりを依頼してしまうと、金額の妥当性がわからないために高い金額を請求されたとしても比較することができません。
その一方で複数社から相見積もりをとることで次のようなメリットがあります。
- 料金が安い業者を見極めることができる
- 本当にシャッターの交換が必要なのか、作業内容の妥当性を判断できる
- 対応が親切で気持ちいいサービスをしてくれる業者を見つけられる
見積もりに関しては無料でやってくれる業者がほとんどなので、遠慮せずに複数社に見積もりを取ってみるのが良いですね。
メーカーは最後
ちなみにメーカーは最終手段くらいに考えておいた方が良いです。
途中でもあげた通り、メーカーは赤字の地域を黒字地域の売上でカバーしていたり、作業は提携会社へ委託をしていたりと費用が高くなってしまいがち。
いくつか信用できそうなシャッター会社を見繕って、見積もりを依頼してみて、良い業者が見つからないという場合にメーカーにも見積もりを依頼してみると良いでしょう。
地元のシャッター業者を選ぶ
シャッター交換を安くする3つ目の方法は地元のシャッター業者を選ぶという点です。
地元のシャッター業者へお願いすると一番安く済む可能性が高いというのがあり、確実に言えるのは真っ当なサービスをしている業者であればメーカーよりは確実に安いと言えます。
中には悪徳業者のような業者もいるため、そこは相見積もりを取った上でちゃんとしたサービスをしている業者かは見極めて頂ければと思いますが、一般的に安上がりになるケースが多いです。
弊社に依頼する!
最後の手段として、弊社に依頼を頂ければシャッターの交換を安く対応させて頂くことが可能です。
弊社は出張費や見積もりはもちろん無料、中間業者を挟まない直接施工でやっているため、安く対応できるということでご好評いただいております。
交換後の保障も1年間つけているため、万が一施工に満足いただけないことがあった場合はしっかりとサポートさせて頂きます。
明瞭会計でわかりやすいお見積りを出しますので、選択肢の一つとして相見積もりする数社のうちの1社として考えて頂けると幸いです。

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