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シャッターの故障は自分で修理可能?電動シャッターと手動シャッターの修理ガイダンス
- シャッター修理の豆知識
- 更新日:2019/04/30
「シャッターから異音がする」
「シャッター自体がゆがんでいる」
などシャッターのトラブルが発生した場合に、自分で修理できるものなのか、シャッター修理の専門業者に依頼するべきなのか非常に悩まれるかと思います。
シャッターの故障は、自分で修理できるものもあれば、専門業者でないと手に負えないものまであり、判断が難しいですよね。
無理に自分で修理してしまい、シャッターの状況を悪化させてしまう場合もありますから注意が必要です。
ここでは、シャッター修理に長年の実績のある弊社がシャッター故障を自分で直せる場合と、業者に依頼した方が良い場合をご紹介いたします。
また、シャッターが故障した場合に確認しておきたい項目も掲載しておりますので、シャッターの不具合の際にはご覧になってください。
目次
シャッターの故障は自分で修理できるの?
シャッターの故障は自分で修理できるのかについてですが、明らかにシャッターカーテン(スラット)部分が曲がっている、電動シャッターの場合減速機から油が漏れている、鍵穴の交換が必要という場合でないという条件のもと、修理が可能なこともあります。
しかし、シャッターに関する専門知識がないのにもかかわらず自己流で修理を行うのは危険です。
次章では、シャッターの故障や不具合の際に確認しておくべき項目を掲載しておりますので、まずはこちらを確認頂き、どの部分に不具合が生じているのか明確にしましょう。
シャッターが故障した場合に確認しておくべき項目
シャッターの故障や不具合が生じた際に、真っ先に疑うべき項目をご紹介します。まずはこちらをご確認の上、不具合箇所を特定しましょう。
鍵のひっかかりがないか
シャッターの鍵穴は、雨風にさらされていることも多く、ひっかかりが生じやすい場所になります。
鍵のひっかかりで真っ先に疑うべきは「鍵穴の錆」です。シャッターの鍵穴が錆びてしまうと、それが原因で鍵がスムーズに回らなくなり、故障につながります。
また、錆のほかにも鍵穴にほこりやゴミ、異物が詰まりひっかかりの原因になることも。
このような場合には、鍵穴の掃除や潤滑剤の注入をおすすめします。鍵穴の掃除や潤滑剤の注入方法については、以下の記事も参考にしてください。
シャッター自体にゆがみがないか
シャッターの歪みも故障につながる大きな原因の1つ。シャッター本体にゆがみがあれば多くの場合、すぐにわかりますがガイドレール付近のゆがみなどは一見、気づきにくいもの。
室外・室内ともにシャッター各部にゆがみがないか確認しましょう。
シャッター本体のゆがみの原因としては、外部から何らかの形で衝撃が加わってしまった場合や、経年劣化、メンテナンス不足でガイドレールの異物を放置していたため、全体的に歪んでしまうこともあります。
台風等の強風の後や、長年メンテナンスを実施していなかった場合に、シャッターの動きが悪くなってしまった際は歪みを疑うと良いでしょう。
シャッターは正常に開閉するか
シャッターの開閉が急に止まったままになっているなど、開閉機能に不具合や故障が生じることがあります。
このような場合、電動シャッターと手動シャッターなのかによって考え方が異なります。
電動シャッターの場合は、「断線していないか」、「リモコンの電池が切れていないか」、「電気回路に不具合がないか」を確認しておきましょう。
断線の場合は、自分ではどうしようもできませんが、リモコン電池などの場合は電池交換で対応できますよね。
手動シャッターの場合は、ガイドレールが歪んでいないか、手で動かす際に引っかかる箇所や重たくなる場所がないかを調べます。
このように、電動シャッターと手動シャッターでは確認するべきポイントが異なりますので注意しましょう。
シャッターのガイドレールにゴミや異物が詰まっていないか
シャッターのスラットは、左右にある溝に取り付けられています。この溝の部分を「ガイドレール」と呼ぶのですが、このガイドレールにはほこりや砂、ゴミ、異物が詰まりやすいのも特徴です。
使えば使うほど、ガイドレールに異物が蓄積します。これらの汚れが蓄積すると、シャッターそのものの故障の原因になるだけでなく、安全性の観点からも注意が必要に。
ガイドレールの汚れは、そのままにしておくと油を注入しても効果が現れないなどの症状も出ますので、シャッターの故障を疑う際は、ガイドレールについても点検しておきましょう。
ほこりやゴミのお手入れは、月に1度行うと不具合の原因を解消できますよ。
電動シャッターのリモコンやセンサーに不具合がないか
電動シャッターならではという確認項目に、リモコンやセンサーがあります。電動シャッターが動かない場合には、まずリモコンの電池切れが起きていないか調べてみましょう。
もし電池が切れているようであれば、交換します。交換しても電動シャッターが動かない場合には、リモコンの故障やシャッター本体の故障を疑います。
電動シャッターは、手動シャッターと比較するとボタン1つで開閉できるため、大変便利ですが故障や不具合の際は、その分確認項目が増えます。
また、電動シャッターのセンサーが正常に作動しないと、人や物がシャッターに挟まり怪我や事故の原因になり、大変危険です。
電動シャッターを安全に長く愛用するためには、シャッター修理業者に定期的なスポットメンテナンスをお願いしましょう。
シャッターの動作時に異音がしないか
手動シャッター・電動シャッター問わず、シャッターを開閉する際に通常の音とは異なる異音がする場合には、その音を聞き分けて原因を特定する必要があります。
たとえば、「キーキー」という音がする場合には錆による不具合が原因の場合が多いです。
また、「カラカラ」という音がする場合には、どこかの部品に故障があるか、外れている可能性があります。
シャッターを動かしたときに、このような異音がした際は、どこかに不具合が生じている可能性があるため、迅速にシャッター修理業者に連絡をしましょう。
シャッターの故障をかえって悪化させてしまう場合とは
シャッターの故障をなんとかして改善しようと、かえって状態を悪化させてしまう可能性があります。では、どのような場合にシャッターの状態を悪化させてしまうのでしょうか、具体的にみていきましょう。
シャッターの鍵のひっかかりを直すため無理やりこじ開ける
シャッターについている鍵を解錠したつもりが、中途半端な状態で解錠したことによって鍵がひっかかってしまうことがあります。
このとき、正常に解錠しきれていないことに気づかず、無理やりシャッターを動かしてしまうとシャッターのゆがみや変形につながることに。
シャッターのゆがみが発生してしまうと、最初は小さなゆがみでも、使用するたびにガイドレールにも悪影響が及ぶなど、事故の原因にもなります。
これらのことから、シャッターを動かしたときに少しでもひっかかりを感じる場合には、一度鍵が解錠されているかどうかを確認しておきましょう。
スラットのゆがみをペンチなどで曲げる
シャッターが強風や雨風等で外れたり、ゆがんでしまった場合に、シャッター自体が動かないからと人によってはシャッターをペンチ等で曲げてしまう場合があります。
しかし、シャッターそのものを安易に曲げてしまうと余計にガイドレールにはまらなくなってしまうことが。
また、シャッター以外の部分を傷つけてしまうこともあり、破損が広がる原因にもなりかねません。
シャッターのスラットが曲がってしまっても無理にペンチで曲げずに、シャッター修理業者に連絡をしましょう。
シャッターの不具合を自分で直せるケースと業者に依頼するケースの違いとは
ここまでお伝えしてきたように、シャッターの故障や不具合は、無理に自分で対処してしまうと余計に破損をまねくもとになります。
それでは、どのようなケースなら自分でもシャッターの修理が可能なのでしょうか。また、どのようなケースだと業者にシャッターの不具合を依頼した方が良いのでしょうか。
ここでは、自分で直せるケースと業者にお願いするケースそれぞれ手動シャッター、電動シャッター別にご紹介します。
手動シャッターの場合
「収納ボックスから1mm程度シャッターが下りたところで全く動かない」
「鍵自体の開閉ができない」
などの場合は、鍵そのものが問題となっている場合が多いです。このような場合は、もう一度鍵をしっかり回してみましょう。
そのほか、2連シャッターに起こりがちな問題として、真ん中にある柱がずれてなかなかはまらないということがあります。
このような不具合の多くが、柱と床との間にゴミやほこり、細かい砂がたまっていることが多いです。
柱との床との間をきちんと掃除をすれば解消しますので、専門業者に依頼しなくても大丈夫です。
そのほか手動シャッターに起こりがちな問題として、「シャッターがひっかかって開閉できない」、「シャッターがなかなか動かない」などの場合には、部品の破損や調整が必要になる場合が多いので、自分では修理できないことが多いです。
手動シャッターのより重度なケースは、「シャッターが斜めになってしまった」、「シャッターが大きく曲がっている」というような場合です。このようなケースは、すぐにシャッター修理業者に連絡を入れてシャッター修理をお願いしましょう。
電動シャッターの場合
電動シャッターの場合の自分で直せるケースとは「リモコンが効かなくなってしまった」や「開けるときは問題ないのにシャッターを閉めるときにボタンを押し続けないと閉まらない」などがあります。
このような場合には、リモコンの電池が切れていないか、電力の供給が止まっていないかを確認することで、改善する場合があります。
逆に言えば、それらを見直しても改善しない場合には、シャッター修理の専門業者に依頼しましょう。
電動シャッターのより重度な症状としては「モーター音がするのに動かない」、「モーターが動いている最中に異音がする」、「シャッターの開閉が途中で止まってしまう」などの場合は、すぐに専門業者へ相談しましょう。
このような症状が出ているのにもかかわらず、無理にシャッターを動かそうとすると、他の部品まで壊れてしまったり、被害が拡大する恐れも。
電動シャッターがさらに重度の症状になると、「シャッターが斜めになっていて、収納ボックスに入らない」、「シャッターが落下してしまった」などの状態に。
このようなシャッターの状態だと、部品の手配が必要なこともあります。シャッターは、その場所に応じて設置されるオーダーメイド商品です。
部品なども取り寄せの場合、30日以上と時間がかかる場合もありますので、お早めに専門業者に相談すると良いでしょう。
まとめ
ここでは、シャッターの故障やトラブルについて自分で修理が可能な範囲はどのあたりなのかについて具体的にお届けしました。
基本的には、日々メンテナンスをしていれば耐用年数は、10〜15年と長いシャッターなのですが、外部から衝撃が加わる、汚れや錆がひどいなどの場合には、経年劣化と共により故障の原因につながります。
リモコンの電池交換や、シャッターが少しだけ曲がっている、シャッターの開閉がスムーズではないなどの場合には自分で修理できる場合もありますが、決して無理はせず不安なことはシャッター修理の専門業者に相談することをおすすめします。
シャッター修理は、重度になればなるほど部品交換などで手配に時間がかかってしまいます。ぜひ、迅速に専門業者に相談してみてください。
弊社は、シャッター修理に長年の実績があり、シャッターのスポットメンテナンスからシャッター修理まで迅速に対応いたします。9時〜18時までにご相談頂ければ、即日多対応も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
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