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店舗用シャッターの取り付け費用相場とは!種類別にご紹介
- シャッター修理の豆知識
- 更新日:2025/06/05
「店舗用のシャッターが経年劣化で動きが悪い」
「最近いたるところにサビが目立つようになった」
このようなお悩みをお持ちの方も多いと思います。基本的にシャッターは、10〜15年の耐用年数があると言われていますが、毎日のように開閉し、雨風の影響を直接受けてしまうため、その分劣化スピードが加速します。
さらに寿命を超えたシャッターを使い続けると、不具合が増え、修理や交換が必要となるわけです。
ここでは、シャッター修理の専門業者である弊社が、店舗用シャッターの取り付け費用相場について具体的にお届けします。
これから店舗用にシャッター修理をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
店舗用シャッターの取り付けにかかる費用とは?
店舗用シャッターの取り付け費用は、使用するシャッターの種類やサイズ、既存シャッターの有無などによって大きく異なります。
まずは大まかな費用感を押さえておくことで、予算組みがしやすくなり、導入後のトラブルを避けることにもつながるでしょう。ここでは、取り付け時の費用目安と交換時の費用相場を解説し、費用を左右する要素についても触れます。
シャッター種類 | 費用相場 |
手動シャッター | 65,000〜180,000円 |
電動シャッター | 65,000〜350,000円 |
シャッターの鍵交換 | 3,000〜20,000円 |
新規取り付けにかかる費用
新たに店舗へシャッターを取り付ける場合は、「シャッター本体の費用」と「取り付け工事費用」が主な内訳となります。一般的には、シャッター本体の価格が数万円〜数十万円、取り付け費用が3〜7万円程度かかるといわれています。たとえば、手動の軽量シャッターであれば比較的安価に済む一方、電動タイプや重量シャッターなど高性能なものを選ぶと費用は高くなります。
また、シャッターの大きさによっても費用が変動します。店舗の入り口が大きければ、それだけ使用する素材が増え、取り付け作業も複雑になりがちです。シャッターボックスの設置スペースを確保できるかどうかで追加の調整費用が発生する場合もあります。工事当日は店舗営業との兼ね合いも踏まえ、夜間工事や休日工事を希望するときは追加費用がかかることもあるため、事前に業者とスケジュール調整を行いましょう。
交換取り付け時の費用相場と注意点
既存のシャッターを交換する場合は、新規取り付けにはなかった「撤去費用」が発生する点に注意が必要です。撤去費用の目安は2〜5万円ほどですが、シャッターの設置状況や部材の劣化状態によっても変わります。
さらに、シャッター本体の素材や機能によって費用の幅は大きく、手動タイプなら65,000〜180,000円、電動タイプなら65,000〜350,000円程度が一般的な相場です。また、シャッターの鍵交換が必要であれば3,000〜20,000円前後かかります。既存のシャッターを取り外さずに新しいシャッターを前面に取り付けられるケースもあるため、費用を少しでも抑えたい場合は専門業者に現場を見てもらい、施工方法を複数パターンで提案してもらうのがおすすめといえます。
店舗用シャッターの選び方
店舗用シャッターを導入する際には、コストだけに注目するのではなく、防犯性や耐久性、店舗のイメージに合致するデザインなどさまざまな視点から総合的に判断することが大切です。ここでは、店舗に適したシャッターを選ぶための主なポイントを解説します。
目的別に適切なシャッターを選ぶ
シャッター導入の目的が「防犯」であれば、頑丈な素材や特殊な鍵構造を採用しているタイプが有力候補です。夜間に商品をアピールしたいなら視認性の高いグリルシャッター、防災対策を重視するなら防火や防水性能が備わったシャッターが選択肢になります。
店舗によっては複数の機能が必要とされる場合があり、たとえば飲食店であれば「防犯と通気性」、倉庫を兼ねた店舗であれば「重量物に耐えられるか」といった条件も考慮が必要です。複数の業者に相談しながら、店舗のニーズにあったシャッターを検討してみましょう。
素材別の特徴を比較する
店舗用シャッターの素材には、大きく分けてステンレス、スチール(鉄)、アルミ、そして一部には木製などがあります。ステンレスはサビに強く、メンテナンス性に優れている点が魅力ですが、費用がやや高めです。スチール(鉄)は頑丈で防犯性は高いものの、サビが発生しやすいので日常的な点検と塗装の管理が欠かせません。
アルミは軽量で取り扱いやすい反面、衝撃に弱い傾向があります。木製はデザイン性に富む一方で耐久性には注意が必要です。店舗の外観を重視するのであればステンレスや木製、費用を抑えたいならスチールやアルミが候補になるなど、それぞれの特徴を比較しながら選ぶとよいでしょう。
シャッターの素材については、以下で詳しくご紹介しているので、こちらも参考にしてください。
電動と手動どちらを選ぶか
店舗用シャッターを導入する際、電動シャッターと手動シャッターのどちらを選ぶかは大きな検討事項です。電動シャッターは開閉がスイッチひとつで楽に行える反面、導入費用やメンテナンス費用が割高になります。モーター部分の不具合が出た場合、修理費がかかることもあるでしょう。
一方、手動シャッターは費用面では導入しやすく、構造がシンプルなので故障リスクが低いメリットがあります。ただし、大型のシャッターになると開閉に力が必要で、従業員やオーナー自身が負担に感じるかもしれません。店舗のサイズや利用頻度、開閉に要する手間を考慮して、運営形態にあったタイプを選ぶことが重要です。
店舗用シャッターの不具合にありがちなキーキー音の解決法
店舗用シャッターを交換するほどではないけど、至るところにサビがあり、キーキー音がするなどの不具合はよく聞かれます。
このような店舗用シャッターの不具合にどう対処したら良いのでしょうか。
基本的に店舗用シャッターからキーキー音がしたり、シャッター自体が重く感じる場合には、シャッターの潤滑油が切れている可能性が高いです。
そんな時には、ぜひ店舗用シャッターに「シリコンスプレー」をふきかけてみてください。
シリコンスプレーは、ホームセンターなどで気軽に購入することができ、シリコンスプレーを素材の表面にふきかけることで、シリコンの膜が形成され、シャッター自体の滑りが非常によくなります。
使い方は、非常に簡単です。
まず、シャッターのレールやスプリング部分など、これからスプレーをふきかける場所のホコリを満遍なく除去します。
長年メンテナンスをしていないシャッターは、各部にゴミやホコリがあり、それらを除去するだけでも非常に滑りがよくなることがあります。
ゴミやホコリを除去した後は、シリコンスプレーをレールやスプリング部分にふきかけ、シャッターの開閉を繰り返し行います。
こうすることで、シャッター全体にシリコンスプレーが馴染み、滑りが解消するのです。
その後は、垂れてしまった液体をふきとれば完了です。
店舗用シャッターのスラット部分の修理費用相場は?
本記事では、店舗用シャッターの取り付け費用相場についてお届けしましたが、シャッターを取り付ける必要はないけれど、スラット部分の交換が必要という場合もあるかと思います。
実は、店舗シャッターは、フォークリフトが衝突するなどの外部からの衝撃などで破損するリスクが高いのです。
もちろんスラット部分の破損が激しい場合と、そうでない場合などで修理や交換費用などは大幅に変動しますが、スラット部分の交換には「5〜10万円」の費用がかかると考えておくと良いでしょう。
まとめ
店舗用シャッターの耐用年数は、10〜15年と長いため、どうしても日々の忙しさのあまりメンテナンスを怠ってしまう場合があります。
耐用年数が長いシャッターですが、毎日使用しますし、雨風にさらされているため、メンテナンスを怠ると劣化のスピードも早まります。
ぜひ、これらを考慮して定期的にメンテナンスをすることをおすすめします。
また、メンテナンスをしても不具合が解消しない場合には、一度シャッター修理業者に見てもらうことをおすすめします。
専門業者にみてもらうことで、修理が必要なのか、交換をすべきなのか判断をしてくれます。
なお、修理をする場合でも複数のシャッター修理業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
最低2〜3社から見積もりを取得することで、悪徳業者に騙される可能性も低いですし、修理や交換費用の相場を知ることができます。
特にお見積書の内容が詳細に書かれていない場合、後々追加費用が発生しましたという手口で騙す悪徳業者も存在するため注意が必要です。
弊社は、シャッターメンテナンスの専門業者として、全国に営業所を保有しており、9時〜18時までにご連絡を頂けますと即日対応も可能です。
また、時間外であってもできる限り迅速に対応させていただきます。
出張診断やお見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお申し付けください。
また、相見積もりだけ取得したいなどのご要望も承っております。
出張費、見積無料、相見積もりも歓迎します!
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