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台風でシャッターが壊れた!対処方法をプロが解説
- シャッター修理の豆知識
- 更新日:2020/07/28
シャッターを使っていると様々な状況で壊れてしまったという状況に見舞われると思います。
- 台風でシャッターが壊れてしまった…
- 雨戸のシャッターが動かなくなった…
- 賃貸物件のシャッターが壊れたら負担は自分…?
一例としてこのような状況でお困りの方も多いのではないでしょうか?
台風に関しては、記憶に新しいところとして2018年9月の関西、2019年8-9月の関東甲信越の台風の影響で多くのシャッターがガイドレールから外れ、めくれ上がり、使用不能の状態になりました。
その際は弊社にも多くのご連絡を頂き対応が追い付かなくなるという事態に陥ってしまったほどです。
そこで今回は、台風に限らずシャッターが壊れてしまったという時にどういう対応を取るべきなのか?について下記3つの視点で解説をしていきます。
- シャッターが壊れた時にまず確認すべきこと
- ご自身でできる応急処置
- シーン別でシャッターが壊れた時の対応
シャッターが壊れてしまったという方は是非参考にして頂ければと思います。
目次
シャッターが壊れた時にまず確認すべきこと
シャッターが壊れた時にまず確認すべきことは大きく2つあります。
- シャッターの種類
- 壊れたシャッターの影響範囲
まず1つ目のシャッターの種類については、下記記事の通り5種類あります。
上記に加えて、電動か?手動か?という違いも出てくるので、シャッターが壊れた時はまずご自身が使われてるシャッターがどれに当てはまるのか確認しましょう。
その上で、電動シャッターであればまずは手動での上げ下げができるかどうか試しましょう。
電動シャッターを手動で上げ下げする方法については下記に簡単にまとめてあるので参考にしてください。
台風などの強風でシャッターがレールから外れたり、スラットがめくれあがってしまった状態になるともう業者に頼るしかありません。
シャッターが壊れた時の応急処置の仕方
シャッターが壊れた時に続いてやるべきことはシャッターの応急処置です。
壊れたことによって、
- シャッターが上がらないと仕事ができない
- 閉めないと防犯上離れることができない
といった緊急度の高いものから動いていく必要があります。
シャッターが全くびくともしないということであればできることは修理業者を呼ぶくらいですが、手動で動かすことができる場合は潤滑油の注油で動きやすくなることがあります。
詳細は下記記事で紹介していますが、開け閉めが固くて動きが悪いという時は試してみてください。
なお、シャッターがレールから外れてしまった時の対処法については下記にて紹介していますが、基本的に自分でどうにかしようとするのはおすすめしません。
基本的にシャッターがレールから外れてしまった時は、
- 無理に直そうとすることでシャッターの破損が大きくなるのを防ぐ
- 不慣れな作業をすることによる怪我や死亡事故を防ぐ
という意味でなるべく早く修理業者に連絡をするようにしましょう。
台風や強風などでスラットが曲がってしまった場合は基本交換が必要となるので元通りにすることは難しいです。
更に台風などで近所のシャッターも同様に壊れてしまうと材料がメーカーや他社との取り合いになるので交換するのもかなりの時間がかかってしまいます。
続いてシーン別に分けてシャッターが壊れてしまった時の対応について紹介していきます。
台風でシャッターが壊れた時の対応
2018年は関西、2019年は関東甲信越で台風により甚大な被害を受けたご家庭や企業は多いかと思います。
台風によって本当に多くのシャッターが使用不能となり、こちらのサイトにも非常に多くのお問い合わせをいただきました。
台風時のシャッター修理業者の対応
台風でシャッターが壊れたとわかっても、台風通過中は道路が交通規制で動かなかったり安全確保だったりで現場にむかうことも困難になります。
また強風の中の外での作業はプロでも危険が伴いますのでこちらも基本的に難しいため基本的に台風通過中は修理業者もなにもできません。
台風通過後、交通状況が回復したら依頼をこなしていきます。いかに効率的に動くかが肝で、ここで事務員がいるシャッター業者とそうでない業者で対応の差が大きく出てしまいます。
台風でシャッターが壊れたら保険が適用される
最近の火災保険では風災害の特約がついていることがほとんどです。
こちらは当然シャッターも対象になるので火災保険に加入している方は積極的に利用しましょう。
基本的に見積書さえあれば書類は簡単に作成出来ます。もし書き方に迷ったときは保険会社が丁寧に教えてくれますのでこちらも利用しましょう。
20万円の壁に注意!下手に修理するのではなく交換もおすすめ
火災保険では20万円以下の被害では保険金がおりない『損害額20万円以上型』というタイプの保険が多くあります。
そのため中途半端に修理をしてしまうと保険がおりないケースが出てくるので注意しましょう。
シャッターの場合、全交換すれば20万円なんて簡単に超えるのでそのあたりはシャッター修理業者に相談してください。
また修理の場合も屋根の補修などと合わせて20万円を超えれば良いのでちょっとした補修でも保険で治せる場合も多々あります。
火災保険の詳細は下記記事も参考にしてみてください。
シャッターガードが台風にも効果的
シャッターの剛性を補強する手段としてシャッターガードという製品があります。
シャッターガードは台風など強風の際や防犯に役立つグッズなので台風対策としては選択肢の一つになります。
上記の動画にもある通り、流石に風速50mを超えるとシャッターガードをつけていてもシャッターは曲がります。
ただシャッターが吹き飛ばされるという自体は防げそうです。
抑えておきたいのがシャッターガードをつければどんな台風も大丈夫というわけではなく、シャッターガードをつけても観測史上最大の台風(風速55m!)ではシャッターは壊れ、交換は必要となる可能性もあるということです。
シャッターガードをつけずにシャッターが飛ばされて二次被害に繋がる…という危険性を考えるとつけておくのはありと言えます。
賃貸物件でシャッターが壊れた時の対応について
マンションやアパートなど賃貸物件に住んでいる、もしくは賃貸で店舗を借りているという状況でシャッターが壊れてしまうということもあるかと思います。
その際の「修理費用の負担が大家さんになるのか?自分になるのか?」気にされる方もいらっしゃいますよね。
基本的に賃貸物件でシャッターが壊れた場合の修理費用は大家さんの負担となります。
ただし、契約内容や保険の内容によって異なってくる部分もありますので、しっかり契約書面を確認した上で大家さんと話し合うことをおすすめします。
なお、仮にご自身に負担が発生する場合、大家さんに修理業者の手配のお願いを丸投げするのではなく、できればあなた自身で修理業者を探すこともあわせておすすめします。
仮に大家さんがお願いした修理業者が悪徳業者の場合、多額の費用を請求されることになってしまうのでできるだけ多くの業者に相見積もりした上で業者を決めるようにしましょう。
シャッターの鍵が壊れた時の対処方法
シャッター自身ではなくシャッターの鍵が壊れてしまうということもあるかと思います。
そういった鍵の問題に関しては下記記事にて解説しているので、こちらを参考にしてみてください。
シャッターが壊れたら基本的にすぐにシャッター業者に連絡するのが大事
基本的にシャッターが外れたり、ひしゃげたりした場合、どうしてもシャッター業者に依頼するしかないです。
シャッター修理の受付は先着順になりますのでとにかく修理の予約をいれることをおすすめします。
弊社の場合、2018年の台風の際、初日は大阪だけでおよそ5時間のうちに100件以上の修理ご依頼があり、スケジュールを翌日に相談。
次の日は担当の訪問日程の連絡に2日待ち。3日目には一度関西方面の新規受付をストップという状態になりました。
基本早いもの勝ちなので予約だけでもできるだけ早く入れておきましょう。
まとめ
今回はシャッターが壊れた時の対処法について解説をしてきました。
特に台風の被害でシャッターが壊れる時に弊社もよくご連絡を頂くのですが、予算が許すのであれば事前の対策をして頂くのがやっぱり良いです。
- 風害保証のある火災保険に入る
- シャッターガードを設置する
- 日頃からメンテナンスをする
ご自身でなにかできないか?と考えてムリにいじってしまうとかえってシャッターが壊れてしまったり怪我してしまったりということも起こり得ます。
無理することなく早めに修理業者に依頼することで二次被害を防ぐことができます。
そして、修理業者に依頼をする際は相見積もりをすることで悪徳業者を避けることが可能となりますので、無料で見積もりをしてくれる業者数社連絡した上でお願いする業者を決めましょう。
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