シャッターの寿命が延びるメンテナンス方法を解説!

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シャッターの寿命が延びるメンテナンス方法を解説!

シャッター修理の豆知識
更新日:2022/01/28

シャッターのお手入れ方法はどのようにすれば良いの?
店舗にシャッターを導入したけど4年間何もメンテンスをしていない

このような方もいらっしゃるのではないでしょうか。そもそもシャッターにお手入れが必要なの?とメンテナンスの重要性について全く知らないという方もいます。

シャッターの耐用年数は、シャッターの種類や1日の開閉回数によって多少異なりますが一般的な耐用年数は、重量シャッターで15年、軽量シャッターで10年、オーバーライディングドアで10年と言われています。

つまり、シャッターはメンテナンスしなくてもある程度耐えられるものなんです。

であれば、メンテナンスの必要性がないのでは?

と感じてしまうかもしれませんが、実際には室外に面していることが多いシャッターは、自然環境に左右され、錆が進行し耐用年数まで持たないことがあります。

数ヶ月に1回お手入れするだけでも、実は非常に長持ちするのもシャッターの特徴なのです。

ここでは、自分でできるシャッターのお手入れ・メンテナンス方法を解説します。

シャッターのお手入れ方法はどうすれば良いの?

「シャッターのお手入れ方法はどうすれば良いの?」実はお客様から多くの相談を受けることがあります。

シャッターのお手入れ方法やメンテナンス方法は、実はご家庭で普段行っているお掃除とそう変わりはありません

非常に簡単なお掃除だけで、シャッターをより長持ちさせることが可能に。

次章では、シャッターの具体的なお手入れ、メンテナンス方法についてご紹介します。

実は簡単!自分でできるシャッターのお手入れ・メンテナンス方法とは

ここでは、より具体的に自分でできるシャッターのお手入れ・メンテナンス方法をお届けします。室外編、室内編に分けてご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

【室外編】シャッターのお手入れ方法・メンテナンス方法

必要な道具

  • ・ゴム手袋
  • ・きれいな雑巾
  • ・スポンジ
  • ・サッシブラシ
  • ・シリコンスプレー

 

室外のシャッターのお手入れに必要な道具は上記の通り。
シリコンスプレーとは、ホームセンターなどに市販されている誰でも購入できる商品で、一言でご説明すると「潤滑剤」です。

シリコンスプレーを噴射することで、対象物の「防水・撥水・潤滑効果」が高まります。
1本あたり300〜700円ほどでリーズナブルに購入でき、シャッターメンテナンス以外にも1本購入しておくと便利です。

室外シャッターのお手入れ・メンテナンス方法

①シャッターを完全に閉めた状態にしてください。電動シャッターの場合には、一度電源をOFFにします。

②次に、シャッターカーテン(スラット部分)に水をかけ、汚れを軽く洗い流します。なお、この時点で汚れが相当ひどい場合には、一度掃き掃除をしておくことをおすすめします。

③水で軽く洗い流したら、硬めのスポンジを用意して、汚れをこすり洗いします。この時、水を吹きかけつつ汚れを落とすと、シャッターカーテン表面を傷つけなくて済みます。

④よく乾いた布で水気をしっかりと拭き取るようにしましょう。これでシャッターカーテンのお掃除は完了です。どうです?簡単ですよね。

⑤次に、シャッターを開けましょう。そして、シャッターの両端にあるガイドレール(シャッターが収まっている溝)を上から下まで丁寧に「サッシブラシ」でお掃除します。

ガイドレールには、細かい砂やほこり、ゴミが詰まりやすく劣化の原因になります。

⑥ガイドレールの汚れを取り除けたら、シリコンスプレーを吹きかけます。シリコンスプレーをガイドレールに吹きかけることで、シャッターカーテン(スラット)の開閉がスムーズになります。

【室内編】シャッターのお手入れ方法・メンテナンス方法

次に室内側のシャッターのお手入れ方法とメンテナンス方法をご紹介します。用意する道具は以下の通りです。

必要な道具

  • ・室内用ほこり取り
  • ・プラスドライバー

 

基本的に、室内側のシャッターのお手入れ方法は、室外よりも雨風にさらされる可能性が低いため、比較的容易に対策を講じることが可能です。

やり方もいたって簡単で、室内用のほこり取りでシャッターカーテン(スラット)部のほこりを取り除きます

もしこの時点であまりにもひどい場合には、濡れた雑巾で汚れを軽く拭き取ると良いでしょう。

全体的に室内側のシャッターのほこりを取り除くことができたら、これで完成です。

裏面のシャッター部分は、シャッター専用以外の洗剤を使用してしまうと、錆の原因になりかねませんので、洗剤の使用には注意が必要です。

室外側で、ガイドレールにシリコンスプレーを注入した場合には、室内側では注入する必要はありません。

なお、プラスドライバーの使い道ですが、操作レバーや錠部分にゆるみがないか点検し、ゆるんでいた場合はプラスドライバーで閉めておきましょう。

シリコンスプレーをシャッターカーテン(スラット)に注入する場合の注意点!

シャッターの滑りを良くするためのシリコンスプレーですが、基本的にガイドレールに注入するだけでも効果が期待できます。

よくシリコンスプレーをシャッターカーテン(スラット)にも吹きかけましょうと案内している修理業者も多いですが、あまり吹きかけすぎるとシャッターの上げ下げが重くなることも。

ですので、無理にシャッターカーテン(スラット)にシリコンスプレーを吹きかけずガイドレールにふきかけるだけでも大丈夫です。

まとめ

シャッターのお手入れやメンテナンスは、毎日の忙しい生活の中ではどうしても忘れがちです。

もちろん、シャッターは耐用年数が長いためすぐに故障するということはありませんが、半年に1回でも良いので自分でできるお手入れを行いましょう。

汚れを綺麗にしてシリコンスプレーを吹きかけるだけでも、シャッターの動きがスムーズになりトラブルを未然に防ぐことが可能です。

とはいえ、生活が忙しくてお手入れをする時間がない場合は、シャッター修理の専門業者に依頼することをおすすめします。

弊社でも、シャッターのスポットメンテナンスを承っており、汚れを除去し潤滑剤の注入や、各種点検を15,000円〜対応可能です。

一度専門業者に診断してもらうだけでも、シャッターを長く愛用するためにはおすすめ!

出張診断やお見積もりは無料で行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事の監修者

経歴

シャッター修理の経験は17年以上。大手シャッターメーカーで5年間の製造・施工を経験後、シャッター修理会社に転職。現在は関西地区のチームリーダーとしてシャッター修理工事の指揮を執る傍ら、WEB担当として技術情報の発信も行う。

実績

  • 独立後1000件以上の施工件数
  • 個人宅の窓シャッターから空港倉庫の大型シャッターまで幅広く経験

保有資格


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