海外メーカー製のシャッターを選ぶリスク

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海外メーカー製のシャッターを選ぶリスク

シャッター修理の豆知識
更新日:2018/06/07

数は多くありませんが海外製のシャッターの修理依頼を受けることがあります。しかし多くの場合は仕様の違いおよび部品の調達が難しいという理由でお断りすることになります。ここに海外製シャッターを設置する時のリスクをまとめました。素晴らしいデザインに惹かれて海外製のシャッターを取り付けようとしている方のご参考になれば幸いです。

シャッター自体の仕様が異なるので修理が難しい

一番に上げられるのがシャッター自身の修理の困難さです。海外製のシャッターは昇降機構がオーバーヘッドタイプの仕様が多く、シャッターを上げる仕組みも配線も独自仕様ですので修理が非常に難しいです。よくもあんなシンプルな仕組みを複雑に配線出来るものです^^;。また技術的に修理が可能であっても次は部品の仕入れという壁にぶち当たります。海外製のシャッター自体が数が少ないこともあり、多くのシャッター修理会社も技術の習得および仕入れの販路の確保を行うことはなく、依頼の時点で海外製のシャッターはお断りすることが後を絶たない状況です。そのため必然的に修理依頼は購入したメーカーもしくは代理店に依頼することになります。これが次の問題を引き起こします。

修理出来る会社が限られるので修理価格が高額になる

これが一番のリスクだと思います。前述の通り、海外製のシャッターの修理は購入した代理店もしくはメーカーに依頼するしかありませんので、相見積もりが取れません。競合相手がいませんので売り手の言い値が修理価格になります。国内メーカーであれば三和シャッターのシャッター修理は文化シャッターも可能ですし、その逆もまた然りです。また国内メーカーのものであればメーカーではなく独立系のシャッター修理業者も対応が可能です。そもそも海外製のシャッターを選ぶ方は価格を気にしない方が多いかもしれませんがそれでもランニングコストは安い方が良いのではないでしょうか?

海外仕様がそもそも日本の住環境に合わない可能性がある

海外製のシャッターというと北米もしくは欧州のメーカーになると思います。日本と海外ですと住環境および気候がそもそも異なりますので海外製の耐久仕様が国内の耐久仕様にそもそも合いません。シャッターの品質に国際標準はありませんので、海外で使用する場合で15年は持つシャッターが日本で15年持つ保証は誰も出来ません。家電などの輸入品は国内でも問題なく使用出来ることが多いですが建具周りはどうしても環境の違いというリスクを考えなければなりません。

まとめ

海外メーカーのシャッターにはメンテナンス性、価格面、耐久性にリスクが存在する

特別な理由がなければ国産のシャッターがおすすめ!

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この記事の監修者

経歴

シャッター修理の経験は17年以上。大手シャッターメーカーで5年間の製造・施工を経験後、シャッター修理会社に転職。現在は関西地区のチームリーダーとしてシャッター修理工事の指揮を執る傍ら、WEB担当として技術情報の発信も行う。

実績

  • 独立後1000件以上の施工件数
  • 個人宅の窓シャッターから空港倉庫の大型シャッターまで幅広く経験

保有資格


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